HSPさんの中には「一人の時間」が必須...という方も多いのではないでしょうか。
一人の時間が必須になってしまい、そのことで嫌われたり周りに迷惑をかけてしまうかもしれない。そんな風に考えるHSPさんも多いかと思います。
今回の記事では、HSPさんが一人で過ごす時間を出来るだけ少なく済むようにやるべきことについて紹介していきます。
Contents
HSPさんは一人の時間が必須
会社や学校など微弱なストレスと常に感じている環境に長く身を置いていると、一人の時間が必須になってきます。
自分が怒られてしまったり、誰かが怒られているところを見てしまうなど強い感情を向けられる時は一時的な強いストレスと受けたことにより、より反射的に一人になってストレスを逃す行動をとってしまいます。
うるさい場所や居心地が悪い場所など、不快に思うことが多いほどストレスは多く感じ、反動として一人になって一息つける場所が必要になってきます。
HSPはストレスがかかるので、一人の時間が必要に
ストレスがかかってしまった時に反動として一人の時間が必要となってきます、日頃の生活でも人の動きや人目などが常に気になってしまうことでストレスが常にかかっている状態で生活しています。
誰か一人でもいると人目が気になり、気が休まらないことがほとんどです。
人目をはばからずに気を落ち着かせる時間がないと一日中緊張状態で過ごすことになり、パニックを起こしてしまったり、精神疾患にかかってしまう人もいます。
最悪の状況を避けるために一人の時間が必須となってきます。
瞬間的に強いストレスを受けた時にも一人の時間は必要です。
一息つく時間の長さは人それぞれですが、ストレスの多さに対して一人になることが必要な時間は比例して長くなります。
HSPが一人の時間を過ごすうえで大切な事
では、HSPさんが一人で過ごす時間、つまりは回復期間を出来るだけ短くするために必要なことについて紹介しましょう。
- 自分の時間を大事にすること
- 周りに伝えること
- 頼れる人に仕事を少しだけ手伝ってもらう
- ストレスが強い嫌いな人から全力で逃げましょう
- 嫌な環境からはすぐに立ち去る
主に5つあります。順番に紹介します。
自分の時間を大事にすること
まず自分の時間を大事にすることが重要です。
自分の時間が必要なことは悪いことではありません。
自分の時間が必要なことを自覚して、しっかりと休息を取ることで、日常生活を円滑に送ることができるからです。
一人の時間を確保することが難しい時もあるかもしれませんが、思い切って休んでみて、自分の好きなことを思いっきりやることがストレス発散の鍵となります。
一人の時間が必要になっていることをマイナスポイントとして捉えてしまうと、ストレスを思いっきり発散することができずにより自分を責めてしまうかもしれません。
マイナスポイントとして捉えるのではなく、自分と上手く付き合うコツとして、自分の一人の時間を大事にしましょう。
周りに伝えること
緊急時でどうしても一人の時間が必要になってしまうことがあるかもしれません。
その時は周りに伝えることが必要となってきます。
相手にも迷惑がかかってしまうかもしれないと気後してしまうかもしれませんが、長期的にその環境やその人と付き合っていきたいと思っている場合は、自分のことを伝えましょう。
特に家庭では生活にメリハリをつけることが難しく、気を休める時間を確保することが難しい場合が多いです。
なので、家庭で一人の時間を確保するには配偶者や家族に事前に説明をして理解してもらう必要性があります。
家庭で一人の時間を作ることは家族の協力なしでは行うことは無理です。
なので家族で一息つける環境作りを協力してもらいましょう。
頼れる人に仕事を少しだけ手伝ってもらう
一人の時間を確保する際に時には人に頼るしかない場面も多く出てきます。
会社でどうしてもすぐに一人の時間が必要になってしまった場合、頼れる人に仕事を少しだけ手伝ってもらいましょう。
どうしても一日自分の時間が欲しいときは有給などを使って仕事を代わってもらうこともあるかもしれません。
そのような時は引け目を感じず、きちんと休息を取って、次の機会に挽回するようにしましょう。
家庭では一人の時間を確保するときに家事を代わってもらったり、協力してもらってスムーズに終わらせて時間を確保するなど、誰かの手助けは必要です。
人に頼れるようになると時間を確保できる可能性が上がります。
一人の時間が欲しい時は一人の時間が必要な時なので、無理する必要はありません。
ストレスが強い嫌いな人から全力で逃げましょう
強いストレスを受けてしまった時など、一人の時間がより必要になってしまう状態は避けるべきです。
強いストレスを受ける可能性が高いような嫌いな人から全力で逃げましょう。かかるストレスは少ない方が安心して生活できます。
会社などですぐ理不尽に怒ってくるような人は避けるべきです。
上司などでどうしても避けられない場合は部署を変えてもらったり、最悪は転職を考えても良いと思います。
すぐに転職する必要はありませんが、周りの人に伝えてもどうにもならずに打つ手がなくなってしまい体を壊してしまうならば、転職を考えた方がいいでしょう。
もし相手に説明して不快な行動を理解して改善してもらえるような人であれば、きちんと説明してみましょう。
嫌な環境からはすぐに立ち去る
大きな音などの特定の嫌な環境からはすぐに立ち去るようにしましょう。
何かが理由でその場所に留まらなければならない場合は工夫する必要もあるかもしれません。
雑音が苦手な人は学校の休憩時間などは特に辛いかもしれません。
そのような自分の特徴が事前にわかっていれば、ノイズキャンセラーなど雑音を遮断するヘッドフォンを用意してみましょう。
事前に友人や先生などに相談して理解をもらっていれば、問題ありません。
苦手な環境から移動して、空き教室などを探して一人になる時間を確保することもできます。
自分の特徴を理解して事前に受けるストレスを減らせば、人になって休まなければいけない時間が減ってやりたいことがやれるようになるかもしれません。
少し立ち止まって解決策はないか考えみましょう
嫌いな人がいるから、嫌な場所だからとすぐに逃げ出すのも一概に悪いことと言い切ることもできませんが、その前に少し立ち止まって解決策はないか考えみましょう。
周りには助けてくれる人がいるかもしれませんし、物を使ってストレスを緩和することもできるかもしれません。一度挑戦してみましょう。
そして一人の時間が必要なことをマイナスポイントとして思い込まないようにしましょう。
マイナスポイントだからと考え込んで自己嫌悪になってしまうと、よりストレスを自分で作って自分で受けてしまいます。
人より休息時間が必要になってしまうかもしれませんが、それは自分の特徴です。
その特徴を踏まえてどう生活していくかという点にフォーカスして考えましょう。
最終的には家の中が荒れてしまうことに...
一人の時間が必要になってしまうことが多く、学校や職場の友達とは休日に遊ぶことができません。
休みのどちらかを無理して友達と遊ぶと夜にどっと疲れてやらなければいけないことが手につかない事が多くなっていきます。
日々の生活で常にストレスを受けていると家に帰って一人の休息時間が必要になってしまい、家事が手につかなくなり、片付けや料理などが難しくなっていきました。
最終的には一人の時間が上手に確保できず、家事もうまくできなくなり、家の中が荒れてしまうようになった時にパニックを起こすようになりました。
この経験で苦手な人と無理に付き合う必要はないと思うようになりました。
仲の良い友達との長期の泊旅行なども断るようになりました。
一人の休息時間をマイナスポイントだと思うことをやめ、しっかりの休息が取ることが大事だと思い直すようになりました。
自分の休息時間を大事にする事ができるようになったおかげでパニック症状は緩和していきました。
まとめ
一人になる時間が必要なこと自体は悪いことではないと思います。
しかし、強いストレスを受けて休息の時間が多く必要になってしまった場合、日常の生活が送れなくなってしまうことがあるかもしれません。
そうなってしまう前に、ストレスがかからない方法やストレスを逃す方法を早急に見つけましょう。
生活が送れなくなってしまった時は思い切って長期の休みを取る選択をしましょう。
この世の中には同じような悩みを持った人たちがたくさんいます。
周りにも同じような悩みを持った人たちがいるかもしれません。
協力して生活していく事が重要です。体を壊してしまったら本末転倒です。
無理せず、自分を責める事なく、自分の時間を大事にしましょう。