HSPの人の場合、やはり仕事で生きづらいと感じることは多いもの。
どうしても人の感情が分かってしまったり、気になってしまって、自分の心が落ち込んでいく
そうしていくうちに疲れてしまって、仕事が続かない。
日本の職場だとなかなか続かないのは当然かなって思います。
では、そんな時にどういう心のスタンスで取り組めばよいのか。
解説していきます。
HSPで生きづらい人へ
HSPって職場でも生きづらいものですよね。
細かいことが心配になったり不安になったりして、自分の様々な行動を起こすことを妨げられます。
結果的に相手に「?」を思わせてしまったり、もじもじして変なヤツ!なんて思われることも。
未来や過去の心配から、相手にどう思われるかを不安になり、行動できなくなったり。
HSPの人によって感じる嫌な事は様々。
しかし、HSPは実はもともと持っている特徴や性格を武器にすることもできるのです。
それこそが「用心深さ」「創造性」「考え続ける事」です
それでは、具体的に紹介していきます。
HSPで生きづらい人は用心深さを身に着けよう
HSPの人が持つべき、自覚すべき能力の一つは、用心深さを身に着けることです。
用心深さと誠実性と言い換えても良いでしょう。
①HSPは不安に敏感である
基本的にHSPの人のほとんどは、不安なことが起こると、そればかりを考えてしまって他の事が手に付かなくなる状況ってありませんか?
そう、HSPは不安に感じたことに対して過剰に反応するもの。これはデメリットに働きやすいです。
職場などで不安に対して過剰反応すると、仕事が手に付かなくなってしまうこともありますよね。
②不安に対して向き合ってみよう
では、そんな不安に対してどうすべきか。これは、用心深さ=誠実性を身につけて、「不安に対して向き合ってみる」ことが大切です。
ほとんどのHSPさんは不安なことが起こると気になってしまい、そこから現実逃避したり忘れようとすることが多いもの。
そのため、自分自身に真摯に向き合うということをやってみましょう。
③自己改善・危険な行動を避ける
さて、②で不安に対して向き合った倍、HSPさんは次に自分の弱い部分を消していくような対策行動をしましょう。
HSPの特徴として身の回りで起きた事に不安になる傾向にありますが、前もって対策できた場合は気になるレベルは格段に落ちます。
僕自身は対策を行う方ですが、同じくHSPである僕の母は不安になるとダメになったり現実逃避をしてしまう人でした。
ほとんどのHSPの方は実はこの「対策」の行動をすることが苦手。
未来に対して目をつぶってしまうんですよね。
この未来や過去に起こった不安に対して向き合い、自己改善や対策を取れるかどうかは大切なポイント。
もし問題が起こったとしたなら、どう行動すべきか?を1~3つ考えてみましょう。
対策することで、大きなミスや失敗を避けることができるようになります。
④HSPは自分のやりたいことを明確にして”行動する”
前述しましたが、HSPは基本的に「行動すること」が苦手です。
僕も以前は行動が苦手であり、不安なモノには目をつむっていました。なので、仕事でたくさんの爆弾を抱えてしまったり...(笑)
まずは、自分の心に手を当ててみて、不安に感じていることを全て吐き出してみましょう。
頭の中で考えるのではなく、まずはノートに書いてみましょう。実際、頭の中って整理させれている様でゴチャゴチャですからね。
その上で、やりたい事、抱えている問題等に対して、どのような行動ができるかを考えてみましょう。
自分の心配を行動に返還していくことが大切ですね。
ちなみに、性格を変えたいのであれば、瞑想もおススメですよ。
⑤クリエイティブな思考を持つ
HSPの特徴としてクリエイティブな考え方を持つとされています。
しかし実際、あなた自身はクリエイティブだと感じますか?僕は正直なところクリエイティブかどうかは微妙なところ。
それもそのはず。アイデアを出す訓練なども行っていませんからね。最初からアイデアマスターの人なんかいません。
いいアイデアを思いつくにはほとんどが環境的条件が必要です。
リラックスしているときほど、良いアイデアを思いつきやすく、移動中、寝る前、シャワー中等です。
ただ、HSPの人やメンタルが弱い人は自分を追い込むことでクリエイティブになる傾向があります。
危機回避能力が発想に転換されるんですよね。
そのため、あえて自分にプレッシャーをかけてみるのもあり。クリエイティブな能力はそういったところから発揮されることもあります。
⑥時間を無駄にしない事
HSPの人ほど、時間を無駄にしやすい傾向にあります。
何か考え事をしている時に、その不安を頭から消すためか、もしくは深く考えるためか。
例えば、テスト前になって気付いたら家事をやってしまったり、掃除をやってしまったりすることってありません?
HSPさんはこのようにして、身の回りで「とりあえずできること」に時間を使ってしまって
自分の時間を無駄にしがちな傾向にあります。
時間が足りない...ということでしたら、まずはやらないことを決めておくと、スムーズかもしれません。
⑦決断力とコミュ力を身に着ける
一般的なイメージですが、HSPさんは人に合わせる傾向や内向的な性格の方が多く、コミュ力(コミュニケーション能力)に自信が無い人も多いです。
ちなみに、僕もそうです。自分一人で何かを決断したり、新しくあった人と楽しくお喋りするのが苦手。
しかし一方で、HSPさんは博学だったりクリエイターとしての能力が高かったりします
そのため、決断力やコミュ力を身に着けて、外交性を学べばより生きやすくなるように感じますよ。
HSPで生きづらいなら「誠実性」を高めよう
HSPさんは基本的には凄い能力の持ち主です。
しかしながら、自分自身での行動を起こすことは難しかったり、不安に向き合ったりするのが苦手。
なので、まずは自分自身の不安に向き合ったり、問題が怒らないように未然に対策するなどの行動を追加していきましょう。
自分自身に誠実に対応することはHSPさんの生きづらさの改善に繋がります。
基本的にHSPさんは他の人の手助けをしてしまう傾向にありますが、自分自身のことは二の次。
まず最初に自己改善を行ってからでもよいかもしれませんね。
HSPならブログを始めてみませんか?
というわけで、HSPさんの生きづらさに対しての対策について紹介しました。
HSPさんの場合、組織というところに属して仕事を行うとネガティブなことの方が多いです。
これはもともとの性格も関わっているので、大きく変化させることは難しいんですよね。
細かいことは気にしない社交性や外交性が優れている人がうらやましい...って思ったこともあります。
ただ、HSPさんも誠実性を磨くことで、実はそれなりに生きやすくもなるんです。
- 不安に対して一つ一つ丁寧に対策を行う
- コツコツ物事を勧められる
- 不安に感じたことについて粘り強く行動できる
HSPさんが誠実性を学べば、こういう能力が身に付けられて少しずつ会社でも生きやすくなるのではないでしょうか。
ちなみに、僕の場合はブログを継続することでこういった能力を身に着けることができました。
不安に感じた事を書きだし、洗い出し、毎日書く。
ただそれだけでも良いんです。
デキることから少しずつ進めてみてはいかがでしょうか。