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HSP

HSPかもしれないと判明した時に考えるべき事

様々なSNSやネット上の話から、自分自身がHSPではないか?と不安に覚える人もたくさんいます。

しかし、HSPだとわかった後に、ただただ不安になってしまっても仕方がありません。そのため、まずは自分が繊細な人間であることを知った後に、何をすべきかが大切です。

今回の記事では、HSPかもしれないと分かった後に、あなたが何をすべきかについて紹介します。

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HSPかもしれないとわかった時に

自分がHSPかもしれないとわかった時に、どんなイメージを持ちましたか?

私は不安を感じると言ったことは無く、どこか納得が出来たり一本筋が通った感じがありました。しかし、人によっては不安に感じてしまう場合も少なくありません。

例えばHSPは病気と勘違いされやすいので、今まで気づかなかった不幸が今になって明らかになった...と絶望を感じてしまう人もいます。なんで私はこうなってしまったんだろう...と嘆く人も。

しかし、実際にはHSPは病気ではなく性格や気質の一つです。そのため、社会生活で生きにくいと感じてしまう部分もあれば、人の気持ちや感情を読み取る能力や「気配り」といった点では人よりも圧倒的に優れているのです。

ただ不安になったり絶望していても、何も前には進みません。自分がどのような性格と気質を持っているのかが分かったことは、これからの生活を前向きに考えていけるための出発点に立ったということなのです。

そのため、HSPかもしれないと判明した後は不安や悪いことばかりではない...と考えを改めることをおすすめします。

HSPは病気ではない

自分がHSPであるとわかった時に、治療しないと!と考える人もいるでしょう。

しかし、この考え方は誤りとなります。前述したようにHSPは治療する病気ではありません。精神疾患などでも無く、生まれ持った気質の一つであるため、精神科などへ行ったとしても治療できる薬などは無いのです。

例えば、『リーダーシップを取る事やその場を仕切るのが得意』な人もいますよね。これも生まれ持った性格によるものです。そして、これは病院に行って治療できるものではなく、性格の一つですよね。

HSPの場合は、これが『感受性が豊かで、周囲のことに敏感』な性格なのです。そしてこれも、病院に行って治療できるものではなく、性格の一つなのです。

そういった気質を持つ人の事をHSPと呼んでいますが、病気ではないということを覚えておきましょう。
また、周囲の人にも病気ではなく気質だということを、少しずつ知ってもらう必要もあります。

HSPの方で、何か日常生活で生きづらいと感じたことがあれば、まずはその機会を減らすことから考えてみましょう。人によって得意不得意なことはあり、それらを改善するのは精神的にも大変だったりします。

であれば、まずその機会を減らす生活にシフトすること。人との関りが苦手なのであれば、まずは人と接する機会を減らす生き方をすること。それだけで楽に生きることができます。

 

HSPかもしれないと判明した時に考えるべき事

それでは、HSPかもしれないとわかった時に、まず何をすべきかを考えましょう。ここでは、最初の考えるべき事のステップを紹介します。

①得意・不得意を理解する

HSPとはいっても、人によって得意不得意は異なります。

なので、まずは自分の得意分野や苦手分野について再認識しましょう。HSPで悩ましいのは、勝手な思い込みによって前にも後ろにも動けなくなる人がいることです。

実際、同じHSPでも、Aさんは○○が得意なのに、Bさんは○○が苦手ということはあります。人ですから、当たり前ですよね。

そのために、まずは自分自身を知り、整理するところから始めてみましょう。
日々の生活の中で、一言日記をつけたり自分の行動を書き出して得意なことには〇、苦手なことを×とつけるだけでも、自分のことが見えてくると思います。

②思い込みを無くす

○○が得意ならHSP!○○が苦手ならHSP!...ということは判断できないんですよね。なので、ぶっちゃけ世の中には「HSPだと思い込んでいる人」というのはたくさんいます。

ハッキリ言うと、自称HSPさんにメリットはありません。思い込むのは勝手ですが、人にHSPをアピールしたところで、他の人にとっては「それで?何が言いたいの?」という言葉が返ってくるだけです。

勝手な思い込みで「HSPだから~できない。」ということは止めましょう。ただの思い込みはあなたの行動の幅を狭め、人間関係を狭める結果にしかなりません。

③自分の感情を受け止める

HSPさんは辛い出来事があると、「なんで自分はこんなにできないのだろう」と、自分を責めてしまいがちです。そして、全く関係のない出来事だったとしても、自分に責任があるのでは...?と考えてしまうこともあります

例えば、何らかの出来事や問題が起きた原因が自分にあるかもしれないと思うと、「自分が悪い」という気持ちが強くなり、何日もそのことに落ち込んでしまうのです。

更には、「つらい・苦しい」といった感情まで否定してしまうことも。私自身も、「つらい・苦しいと感じるのは自分に原因があるんだ...。もっと○○しなきゃ...。」と自分に責任を押し付けてしまうように考えてしまうこともありました。

このことはHSPだけではなく、誰にでも言えることです。何かが起こるということは、そこに何かしらの原因があるということ。
自分が悪い時には反省し、次どのようにすれば良いか考えて行動する。自分が悪くない時には、自分も気をつけよう位の気持ちで過ごすことも大切だと思います。

実際、自分に責任を押し付けてしまう考え方はNG。自分を責めるということは「自分の気持ち」を無視し、見て見ぬふりをして押し殺してしまっているだけなのです。このままだと、いつかその感情で心がいっぱいになり、自分自身がショートしてしまうこともあるでしょう。

そうなる前に、まずは自分自身がつらいと感じていることを受け止めることが大切です。

自分の気持ちを否定することなく、「嫌だったよね」「つらかったよね」と、自分に寄り添ってあげると、いくらか気持ちが楽になりますよ。

④人との付き合い方に境界線を引く

HSPさんは共感力が高いため、自分から人を助けてしまったり、相手の事を考えすぎて自分の事を後回しにしてしまうこともあるのです。

過去のケースでは、HSPさんが職場で困っている同僚の事を助けました。その結果、自分の帰る時間が遅れたり自分の仕事が停滞してしまって上司に怒られてしまう...ということがあったそうです。

共感力の高さは、時に「思いやりができる人」となりますが、それは自分へのデメリットが含まれていることを考えておきましょう。

とはいえ、やっぱり誰かが困っている時には手を差し伸べてあげたくなったり、助けてあげたいという気持ちになったりしますよね。

その気持ち自体は悪いことではありませんが、人との付き合い方には距離を置きましょう。

相手の気持ちを一歩引いたような状態でスルーするスキルを身に着け、他の人に何か問題が起きていたとしても、テレビの人がしゃべっている...といった感覚で見ておくと、いくらか気持ちが楽になります。

本当に相手が助けを求めてきたら、手を差し伸べてあげればOK。できるだけ自分が自然体で楽に生きれる道を探していきましょう。

⑤仲間と共有する

人は気持ちを誰かと共有することで、喜びが増えたり悲しみが癒えたりします。また、イライラやどうしようもなく不安な気持ちは、共有することで落ち着くいたりほっとすることができます。

時には、仲間と気持ちを共有することも大切です。HSPさんは自分の不安な気持ちやモヤモヤした感情を心の奥底にしまいがち。

感情を表に出せなかったり、伝えたいことが上手く言葉にできず話せなかったりします。そのため、時には本音を話すと涙が流れてしまうことも。

出来るだけHSP同士の仲間を見つけて、本音を話せる機会を作るようにしましょう。また、HSPではない理解してくれる仲間でも良いのです。
できるだけ本音を話すタイミングを増やすことができれば、日常的に自分の気持ちを前に出すことが出来たり、自分のやりたいことや行動も見えてきます。

お互いを分かり合える仲間を作り、積極的にHSPとしての悩みや感情を共感するようにしましょう。

まとめ

以上、HSPかもしれないと判明した時に考えるべき事についてまとめてみました。

自分がHSPかもしれないとわかった時に、ほとんどの人は悲観的になります。しかし、HSPさんは悪いことばかりではありません。

確かに、会社や組織等に属すると嫌なことも多いでしょうが、HSPさんにだって得意なこともたくさんあるのです。

特に、人に対する共感力などの能力は強く、一般人よりも優れている点と言えるでしょう。

もしHSPと分かり、何かしらの悩みを抱えているのであれば、自分の得意分野を生かす仕事や環境に身を置くことがおすすめです。

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