繊細で傷つきやすいHSPさんの場合、退職することを怖いと感じがち。
退職しようと思っても、人の目やタイミングを気にしすぎて辞めると言い出せなかったり、悩みすぎて結局後回しにしてしまったり。
なかなか次の仕事をスタートできないこともあります。
退職は悩むもの。ですが、気を使いすぎてしまうとなかなか行動に起こすことができませんよね。
そんなHSPさんのための対処法について紹介します。
Contents
HSPは退職が怖いと感じる理由
HSPさんは退職などの大きなイベントや自分がキッカケとなって起こる騒ぎを怖いと感じがち。
できるだけそのようなことは避けようとしがちなんですよね。
では、具体的に退職ではどのような事を怖いと感じてしまうのか。その内容や理由を紹介します。
理由①:退職の進め方が分からない。迷う
退職って人生で何度も経験するものでは無いですよね。
そのため、HSPさんは退職する時、誰にどうやって話をしてから進めていくべきか分からず、不安を感じやすいです。
退職はまだ迷っている時には社内の人には相談しない方が良いもの。しかし、いきなり伝えると相手にもびっくりされて「迷惑がかかる」と思ってしまうもの。
そんなことを考えているとグルグルしてしまって、どのように進めて良いか分からなくなります。
根回しは必要か?行きなり伝えていいのか?書類などの手続きはちゃんと揃えられるのか?荷物整理は漏れなくできるか?など。
そんな状態を予測できてしまうゆえに、怖いと感じるんですね。
理由②:退職で迷惑が掛かることが怖い
HSPさんは自分が辞めることで迷惑が掛かることを気にしがち。
例えば、仕事が回らなくなったり、新しい人材を入れる余計な業務を増やすことになるのではないか...と、迷惑が掛かってしまうこと等。
これは退職を申し出てから辞めるまでの間で不安になりますよね。
周りの機嫌を害していないか顔色を窺ったり、辞めるまで影口を言われたり、キツイ態度をされないか不安になることも。
人に迷惑をかけることはHSPさんにとって怖いことなのです。
理由③:同僚や上司からの反応が怖い
上司や同僚にどういった顔をされるだろう、噂が広がるのではないかとトゲトゲした空気感に対してHSPさんは怖いと感じがち。
仕事を辞めるという事に対してHSPさんはマイナスなイメージを持ってしまっている場合が多いです。
仕事を辞める=続かない人・根性がない人・次何かを始めてもどうせ続かない人だと思われるという怖さですね。
しかしこれは、私自身にだけ思う事です。つまり、「私が仕事を辞める」=私は駄目な人間、周りにそう思わるのではないかと怖いのです。
また、退職ってなかなか社内の人に相談できないですよね。そのため、同僚に相談しなかったことに対して幻滅されたりしないか不安になります。
それをたくさん考えたり悩んだりしたことを上手く言葉で伝えられるかという気持ちも悩みの種。
人に誤解されないように会話するのが難しいんですよね。
理由④:怒られるのが怖い
HSPさんは基本的に怒られることに怖いと感じるもの。
退職は少なからず会社に迷惑をかけること。そのため、気持ちをしっかりと伝える必要があります。
しかし、場合によっては会社側の人は退職に対して「怒る」場合も考えられるでしょう。
そんな状況をイメージしただけでも怖いと感じませんか?
もちろん、会社側としては怒っても引き留めることはできませんが、やはり精神的にダメージを受けますよね。
理由⑤:言葉に傷つく・追及されるのが怖い
人は去り際や辞めてほしくない時に言葉はきつくなるもの。
- 資格があるのにもったいない
- ここまで散々お世話してあげたのに裏切るのか
- どうして退職するんだ
といったことを追求されると怖い、不安に感じてしまうHSPさんは多くいます。
人に追及された時、緊張して上手く応えられなかったり、上手に本心を言語化できない場合もあります。
普段から本音を言ったら嫌われるんじゃないかと思い、本音がなかなか言えないHSPさんが多いため、自分の意見や気持ちがちゃんと伝わらない場合が多いのです。
理由⑥:再就職できないのではないかと怖い
退職によってHSPさん自身が怖いと感じることはやはり「再就職」ではないでしょうか。
退職したら、次の仕事は見つからないのではないかといったことに怖いと感じるもの。
また将来的に見て収入面も不安が残りますよね。
再就職先を探す時に良い職場が見つからず、このままでは再就職も見つからないのではないか、今より待遇の悪い職場になってしまうのではないかなどネガティブな気持ちになってしまうことに不安を感じやすいでしょう。
HSPが退職時に失敗しがちな6つのこと
退職しようとすると、HSPさんの場合、さまざまな理由で退職を失敗することがあります。
具体的にどのようなことで失敗しやすいのかを確認しておきましょう。
①引き留めを真に受ける
HSPさんに限らず、会社を退職するとたいてい上司から引き留められます。
- 「君の力が必要なんだよ。」
- 「今辞められると困るよ」
- 「会社を辞めると他に拾ってもらえるところなんてないぞ?」
こんな言葉をかけられ、職場に引き留めようとしてくるかもしれません。
HSPさんは常に人よりも言葉を敏感に感じ取り、時には深読みすることだってありますよね。
そんな言葉をかけられると、一時的にでも「頼られている」「居てもいいんだ」という気持ちになったり、不安な気持ちになってしまうことも。
このような言葉で結局流されてしまうことが多いです。
②体調不良で退職しがち
体調不良で退職したのだか、周りに気を使い過ぎてかなり無理してまで残務処理をしてしまい、余計に体調を崩してしまった。その為、再就職先を探すのが遅れてしまい収入が得られなかったので経済的にもかなり苦労した。
③非退職時の罪悪感
これが僕の中でなかなか大きいダメージでした。
辞めると言い出してから辞めるまでの期間、常に罪悪感を感じたりしました。働かない=悪いことの様に感じてしまうんですよね。
おそらく辞める人に対して周りもそこまで考えていないでしょう。
ただ、自分がいなくなったことで他の人に迷惑が掛かると感じてしまうですよね。
そのため、他の人から嫌われていないかなといったことをより強く考えてしまうことも。
④退職を上司に言い出せない
退職することって上司に言い出しにくいですよね。
そもそもどんなタイミングで伝えるべきか分からないし、シリアスな空気になるのは間違いありません。
辞めると言い出すだけなんですが、緊張してしまったり、怒られるんじゃないかと思ってしまったり。
退職を切り出したらこんなことを言われるのではないか?こうなるのではないか?
そんなことを考えていると、だんだん疲れてきてしまい、退職することさえ面倒に感じてしまいがち。
結局、今じゃない、今度考えよう...ってなってしまうんですよね。
⑤有給を使わない
そもそもHSPさんの場合、常日頃から有給を使うことを恐れる傾向にあります。
有給を使わない理由
- 誰かに迷惑が掛かるかも
- 怒られるのが怖い
といったことを考えがち。僕の場合は「もっと計画性を持って有給を使え!」と言われたことから有給を使用することに躊躇してしまいがちでした。
有給使うのに計画性って何ぞ?って話ですが、仕事に支障が出ないように1~2カ月先に使うようにしなさいとのこと。
この経験からホントに有給を使いにくくなりました。
退職する時は有給期間は転職や休養に使用することができます。無理にギリギリまで働く必要は無いんですよ。
⑥タイミングを逃し、状況が変わる
HSPさんの場合、切り出せないうちに状況が変わり、退職のタイミングを逃してしまうことがあります。
退職を切り出さなきゃ...と躊躇していると、新しいプロジェクトが始まってスケジュールを組み込まれてしまったり。
また、同じ時に他の同僚が会社を退職してしまって、「自分も辞める」と言い出しにくくなるんですよね。
他の人が抜けたらその分、他の社員の負担も大きくなる。
こういう時は空気を読まなきゃ...なんて感じてしまったり。
HSPにオススメの退職代行サービス
HSPさんに紹介したいのが退職代行サービスです。代わりに会社に連絡してくれて、即日で辞めることができるところが特徴。
「え?退職代行とかで辞めたら...なんか悪いことしてるみたい...」って思いますよね。
僕もそうでした。なんだかそういうサービスに頼ってしまうのは良くないように感じてしまうんです。
しかし、少し考えてみましょう。
- 上司に退職を申し出ること
- もしかしたら退職を拒否されるかもしれない
- 引き留められるかもしれない
- 退職を伝えてから辞めるまでの間の職場の空気
- 退職手続きが上手くできるか不安
正直、退職を考えた時にこれらの事が待っていると思うと、とても憂鬱ですよね。もしかしたら、辞めたいのにこれらのことが嫌で我慢してしまう事だってあるかもしれません。
せっかくあなたが退職すると決めた後に、ズルズルと会社に居残り続けることになっては、結局良いように使われてしまうだけ。
あなたが決めたことをスケジュールの狂いなく実行する事。これは自己肯定感を上げるためにも大切なことです。
また、退職代行はあなたの代わりに退職する旨を伝えてくれるもの。
あなたの「辞める権利」を履行するだけのことです。誰にだって辞める権利はあるんですよ。
それでは、HSPさんにオススメの退職代行サービスを紹介します。
退職代行ガーディアン【確実に辞めたいHSPさん向け】
退職代行ガーディアンの特徴
- 退職代行料金は29800円!
- 労働組合の退職代行だから交渉可能!即日対応!
- 丁寧な対応と即対応がウリ!信頼性バツグン!
交渉力 | 速さ | 実績 | 信頼 | コスパ |
労働組合が運営する退職代行サービスです。退職代行を行ってくれることに加え、有給の消化や退職金などに付いても会社と交渉を行ってもらえます。
また、最短45分で退職できたとの話もあり、即日の退職も可能。
HSPさんで、辞めれるか不安であり、すぐに確実に退職したいのであれば、退職代行ガーディアンに依頼することをオススメします。
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退職代行SARABA【退職金などが不安なHSPさん向け】
退職代行SARABAの特徴
- 神奈川での退職代行は24000円と最安値!
- 職歴に関係なく即日退職可能!
- 労働組合だから辞める会社と交渉ができる!
交渉力 | 速さ | 実績 | 信頼 | コスパ |
こちらも労働組合が運営する退職代行サービスです。
これまでの実績や経験値としてなら退職代行SARABAが一番と言えるでしょう。また、特徴としては人材派遣会社と提携していることから、無料転職サポートが付いてます。
HSPさんの場合は退職した後も転職の事が気になるかと思います。そのあたりもしっかりとサポートしてくれるのは安心ですよね。
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退職代行Jobs【悩みをきいてほしいHSPさん向け】
こんな方におすすめ
- 退職代行費用は27000円!
- 労働組合利用で辞める会社との交渉が可能!
- 顧問弁護士・西前啓子先生が監修!
交渉力 | 速さ | 実績 | 信頼 | コスパ |
弁護士資格を保有する西前啓子先生が顧問弁護士として付いており、とても安心感がありますよね。
できるだけ退職者の気持ちに寄り添ってくれるところがポイントであり、不安な気持ちを知ってほしい・聞いてほしいという場合には退職代行Jobsがオススメ。HSPさんにとってはとても良心的なサービス。
もしかしたら、あなたは退職の不安を誰かに聞いてほしいという気持ちはありませんか?
退職代行Jobsでは利用時に無料のカウンセリングサービスも付いているため、あなたがどのような事に不安を感じているのかを相談することができます。
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HSPが退職代行サービスを使うときのポイントは
HSPさんが退職代行サービスを使用する場合、以下のポイントに従って選んでみましょう。
退職代行を選ぶ時のポイントは大きく3つです。
- 違法性が無いこと
- 労働組合・弁護士がサポートしてくれること
- 転職サポート付きの会社を選ぶこと
順に解説していきます。
違法性が無いこと
まず第一に、違法性が無い退職代行サービスを選びましょう。
退職代行サービスは日本全国に複数存在しており、鳥取県からの依頼も対応しています。
退職代行サービスの運営元としては、通常の一般企業、弁護士、そして労働組合法人が行っています。
それぞれ『退職代行』を名乗っていますが、一般企業が行っている退職代行サービスは会社と交渉を行うと弁護士法に違反する可能性があります。
そのため、一般企業が退職代行を行うとトラブルに発展する可能性があるため、注意しましょう。
退職代行の相場はおおよそ30000円ですが、異常に安い場合は一般企業の可能性があるため、注意が必要です。
労働組合・弁護士のサポートがある
基本的に退職代行を選ぶ時は労働組合や弁護士がサポートしてくれるところを選びましょう。
基本的に辞める会社と『有給消化』や『退職金』について交渉を行うことができるのは、「弁護士」と「労働経済法人」のみとなります。
会社を辞めるだけであれば、どの退職代行サービスでも可能です。しかしながら、辞めるとなると、辞めた後のことも考えなくてはなりません。
長く務めた会社を辞めるなら退職金は欲しいもの。そして残りの有給の消化ができれば少しはもらえる金額も増えるでしょう。
また退職代行を使って半強制的に会社を辞めた場合、残業代を未払いで終える会社もあります。
そんなブラック企業でも「弁護士」や「労働経済法人」であればしっかりと退職者に有利な交渉を行うことができます。
ただし、弁護士や不要な付加サービスがある退職代行は金額が5~7万円にまで跳ね上がるケースがあります。
同じ退職代行サービスなのであれば、出来れば安く済ませたいですよね。
弁護士がサポートしてくれる退職代行サービスの場合、基本的には会社とのトラブルが起きた場合、裁判にまで発展したとしても弁護士が付いているため安全に辞めることができます。
しかし、これまでに退職代行サービスを利用して裁判沙汰になったケースは一度として存在しません。
そのため、実際には弁護士がついてくれるサービスは不要な安全面をサポートしていることになります。
それなら、もう少し安く済ませることはできないのか?という時に「労働経済法人」が運営している退職代行がオススメですよ。
転職のサポートがある
前述したように、鳥取県で退職する場合、やはり転職先についての不安が大きいですよね。
そのため、転職先のサポートがある退職代行を選ぶようにしましょう。
退職代行サービスによっては人材会社と提携している場合が多く、退職後に仕事が見つからない等の不安を無くすために退職後のことまで考えて面倒を見てくれます。
もし、今後の事について不安なのであれば、転職サポートがある方が良いですよね。
基本的には転職サポートは無料で対応してもらえるので、ご安心を。
HSPで退職が怖いなら退職代行サービスの依頼をしてみよう
繊細なHSPさんの場合、上手に退職ができるか不安な人もいるでしょう。
実際、退職を申し出るような場面では緊張して上手く自分の気持ちを言葉にできなくなる場合もあります。
また、自分の中で本当にこの退職が正解なのか不安な部分もあります。
そのため、相手に誤解して伝わってしまって、退職を失敗してしまう事だってあるのです。
もしその可能性が少しでもあるなら、退職代行サービスを使用することをオススメします。
円満に会社を退職でき、その後の転職先も見つけてくれる素晴らしいサービスです。
HSPさんで退職に迷ったらサービスを利用することをオススメします。