なんの取り柄もない自分なんて....
この記事に訪れたあなたは、自分自身を責め、絶望的な気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。
認められず、怒られてばかりの中生きていると、そういった気持ちになることがありますよね。
では、実際にそうなのでしょうか?
この記事では、なんの取り柄もない自分を責め続けた僕の体験談を紹介します。
なんの取り柄もない自分サラリーマンを辞めた話
僕は普通の学生でした。
特にやりたいことも無く、大学では遊び散らかし「働きたくねぇ」の気持ちのまま大人になりました。
就職までの道のりは、ほとんどがその時ハマっていたノリや流れによって決まっています。
高校の頃に親の勧めと、化学の先生に影響されて理系の道へ。
大学で化学が嫌いになり、当時の彼女がエンジニアを目指していたことからエンジニアに。
ほとんどがその時なんとなく近くの人に影響されたことから進む道を決めていました。
そうやって働き始めた時にようやく自分に誇れるものが何もないことに気づきました。
大学までは「なんとかなる」という気持ちのまま、本当になんとか進むことができました。別に何とかならなくても特に困ることも無かったし、成績さえ基準をクリアしていれば留年することも無かった。しかし、仕事となるとそうはいかない。
今まで遊んできた自分が憎らしいくらいに自分の「無能さ」を知ってしまうのです。
毎日毎日怒られっぱなし。
同時期に就職した同期も同じようなことを言ってはいるが、働いている時はその姿も見えず。
広い部署の中で自分だけが責められている様な感覚でした。(実際そうだったように思います)
この時、常に何かをしたら指摘され、注意され、毎日で何も達成できないことを繰り返します。
「もっとちゃんとしなきゃ」「もっとできる人にならなきゃ」
そういった感情が常に付きまといました。
成長しなきゃいけない、出来ない分人一倍やらなければならない。
そういった感情で行動させたのは「残業」すること。
終電の一本手前くらいまで仕事をして、誰もいない朝に出勤するような生活を続けていました。
(実際そうしても仕事は満足に終わらなかった)
時間だけを費やすも、睡眠時間を削り常にストレスが付きまとっていたことから、まともな思考回路さえも働いていなかったように思います。
通勤時間は2chまとめサイトか転職サイトを漁り、自分にもできる仕事を探す。
ただ、そんな画面上で探したところで自分の天職なんて見つかるハズも無く、残るのは大きなタメ息のみ。
自分にはなんの取り柄もない。ダメな人間だ。自責の気持ちばかりが重なっていき、結局その後、僕はメンタルを病んで会社を休職し、しばらくして退職することになりました。
休職中に見つけたのがブログ
休職となった後でも、僕は人と話すことも嫌になり、電車に乗ると猛烈な吐き気が襲うほどのストレスがあったことを覚えています。
家にいると仕事の話をされるので、仕方なく外に出てカフェでしばらく過ごしていました。
なかなか僕の周りにメンタルに関する理解は無いと思い込んでいました。
ただ、実際はそうでは無く、「休職した自分は恥ずかしいもの」という思い込みが自分を追い込んでいたんだと思います。
毎日ネカフェでひたすら周りの雑音に耐えながらスマホとパソコンで時間を潰す毎日でした。
今後復帰できるかどうかも分からないことの不安は常に付きまといます。
何かを始めなくてはならない衝動にかられ、ようやく始めたのがブログです。
当時はトレンドブログというものが流行っており、その時にブログでの稼ぎ方を知りました。
最初は何も知らない世界だったものの、手探りで設定をこなし、現状の生活を何とかしなきゃいけない一心で継続しました。
ブログで稼いでいる人にも会い、情報を集め、1年経過しないくらいで月に100万くらい稼げるようになりました。
トレンドブログの始め方などは以下の記事に書いていますので参考に
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ブログで稼ぎたいならトレンドブログが良い理由!発信できることが無いなら....
ブログを書いて稼ぐとは言っても、なかなか難しいとは思います。 難しいというのは、ブログの知識が無いことより ...
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負けず嫌いの性格もあったのですが、とにかくその時は自分には職場という後ろ盾のようなものが無かったんです。
何かをやり切らないとという思いもあって必死にブログを書いていました。
稼ぐことはできたものの、結局その生活も長くは続かず、1年も絶たずにブログの更新は途絶えてしまいました。
※実際にはブログのペナルティを受けたことにより、上位表示ができなくなったのです。
ブログから教えてもらった事
この時の僕はまさしく絶望だったかもしれません。
せっかく育て成し遂げた実績がカンタンに壊れてしまって、また振り出しに戻ってしまった。稼ぐことができなくなってしまった。
まぁ、普通に考えてもかなりヤバい状況ですよね。(笑)
しかし、今考えるとこの状況が自分を変えるタイミングだったんですよね。
何のとりえもない自分、普通のサラリーマンが会社を辞め、
ブログを始め、SEOを学び、月に100万円を稼ぐことを達成した。
普通のサラリーマンをやっていた頃の僕なら「嘘だ!」と言いたくなるような、あり得ない話。
この成功体験が僕を変え、SEOという武器まで手にすることができたんです。
ちなみに、最初の会社に就職するまでの僕はパソコンの触り方さえも分からないような素人。
SEOのSの字も知らないような人でした。
社会人からニートになった僕は、今ではWEBマーケの会社に就職し働いています。
現在は毎月2000万近い金額を生み出すサイトを動かしています。
なんの取り柄もない自分が変わるきっかけは環境と状況
何の取り柄もない僕でしたが、環境や状況を変え、自分自身を追い込むことで何かをやろうという気持ちになれたんです。
僕の場合は「ブログ」でしたが、それはどんなことでも同じ。
何かを「やらなきゃ」って気持ちが自発的に出た時が変化のタイミングかもしれません。
そして、何か行動することによって自分の武器を持つことができるんだと思います。
何の取り柄もない自分が嫌で仕方ないと思っている人は、あえて今自分が手に持っている物を捨ててみると良いのかも。
大事なモノ、無くてはならないと思い込んでいる物。
それがなくなった時、ようやく自分の奮い立たせることができるんじゃないでしょうか。
例えるなら、真冬で大雪の時、Tシャツ短パン腹ペコで外に放り出されたら何とかして暖を取ろうとしますよね。飯を食うために行動しようとしますよね。
「取り柄がない」と考えている人は、まだまだそんな自分が可愛いと思ってしまっているのかも。
取り柄が無くてもやらなきゃ!本当に何かを得たいなら、そういう状況が必要なんだと思います。
そうやって初めて、人って状況を変えられるのかもしれません。
もし、この僕の体験談を読んで、ブログを始めてみたいと思った方は「お問い合わせ」かTwitterから連絡してもらえると嬉しいです。
ブログを始めることはカンタンですが、意思を持って継続することは生半可なことではありません。
ほとんどの人が継続できないからこそ、ブログは今だに稼ぐことができるんです。
言ってしまえば、今の時代はブログやYoutubeやら、自分の人生を劇的に変化させる要素が多すぎますよね。
今だからこそ言えますが、こんな時代にやりたくもない仕事をやり続けるサラリーマンは本当につまらない。
自分がやりたいことをやる。好きなことを発信する。そういった毎日を僕は送りたいと思います。