「退職したいけれど、上司に伝えるのがつらい」「有給休暇や退職日についても相談したい」。そんなとき、会社との連絡を任せる方法の一つが退職代行です。
この記事では、退職代行ガーディアンの料金、対応範囲、依頼の流れ、口コミを読むときの注意点を紹介します。労働組合による支援には特徴がありますが、希望する退職日や金銭の回収まで保証されるわけではありません。
HSPという言葉に自分の感じ方が重なる方も、名称だけで依頼先を決める必要はありません。連絡の取りやすさ、説明の分かりやすさ、依頼したい内容への対応を確認しましょう。
情報確認日:2026年10月4日。この記事には広告リンクが含まれます。料金・規約は変更されることがあるため、申し込み前に公式案内をご確認ください。
退職代行ガーディアンとは
退職代行ガーディアンは、東京労働経済組合が運営する退職支援です。公式サイトでは、組合への加入を前提として、退職に伴う労働関係事項の連絡・交渉に対応すると案内しています。
| 確認項目 | 公式案内の概要 |
|---|---|
| 運営元 | 東京労働経済組合 |
| 費用 | 総額19,800円(加入費1,800円+3か月分の組合費18,000円) |
| 追加費用 | 加入費・組合費以外の追加費用なしとの案内。通信費や振込手数料などは別途確認 |
| 支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード |
| 支援期間 | 組合員期間3か月 |
| 対応範囲 | 退職・賃金・労働条件などの労働関係事項。訴訟代理等は対象外 |
| 開始時期 | 支払い確認後。実際の着手日時は相談時に確認 |
| 返金・キャンセル | 制限あり。支払い前に規約・特商法表示を確認 |
費用は公式の「お支払い総額」を記載しています。公式トップページには、組合費に消費税はかからず、表示額以外の消費税は加算されないと説明されています。
出典:公式の費用案内、公式トップページ、特定商取引法に基づく表記。
退職代行ガーディアンで相談できること
- 会社へ退職の意思を伝える窓口を相談できる
- 退職日や有給休暇など、労働関係事項について交渉を相談できる
- 支払い前に費用と支援期間を確認できる
1:会社への連絡負担を減らす方法を相談できる
自分で話すことが負担になっているなら、「会社から直接電話が来たらどうするか」「家族への連絡を避けたい場合は何を伝えるか」など、困っている場面を具体的に説明しましょう。連絡窓口を依頼しても、会社からの連絡そのものを完全に止められると考えるのは避けたいところです。
2:労働組合として会社との交渉に対応する
厚生労働省は、労働組合を労働条件の維持・改善などを目的とする団体と説明し、団体交渉権などの労働三権を案内しています。使用者が正当な理由なく団体交渉を拒むことは、不当労働行為として禁止されています。
ただし、交渉できることと、希望した条件が実現することは別です。有給休暇の残日数、退職金規程、未払い賃金の資料など、自分の状況を整理したうえで対応範囲を確認してください。
出典:厚生労働省「労働組合」。
3:弁護士との違いを理解して費用を比較できる
ガーディアンの公式費用案内では、労使紛争外の交渉や訴訟代理、示談書・合意書等の法的起案は対象外です。こうした法律事務が必要な場合は、本人が弁護士へ依頼するとされています。
POINT:安さだけでなく、必要な対応で選ぶ
- ガーディアンに相談する場合:組合として扱える問題と、依頼したい内容が一致しているか確認する
- 弁護士に相談する場合:交渉・訴訟・文書作成のどこまでを依頼し、何に費用がかかるか確認する
- 民間企業に相談する場合:意思の伝達と交渉を区別し、交渉が必要になった際に誰が担当するか確認する
「弁護士なら必ず高額」「退職代行の基本料金に裁判費用も含まれる」とは限りません。同じ依頼内容について総額と業務範囲を確認することが大切です。
出典:公式費用案内の対応範囲。比較時の確認項目は編集部による整理です。
利用前に確認したい注意点
1:返金・キャンセルには制限がある
公式規約には組合費を返金しない旨があり、特商法表示には、提供後のキャンセルや依頼者都合等の返金に制限が記載されています。「確実に辞められるから返金保証が不要」という説明はできません。
支払い前に、開始前に取り消す場合、会社への連絡後に方針を変える場合、加入を認められなかった場合など、自分が気になる条件を確認しましょう。加入費と組合費それぞれの扱いも確認しておくと安心です。
また、規約には免責や事例発信に関する条項もあります。返金だけでなく、個人情報や退職理由がどのように扱われるかも確認してください。ここでは掲載条件を紹介しており、個別の契約で各条項が法的に有効かどうかを判断するものではありません。
出典:公式規約、特定商取引法に基づく表記。

2:即日対応と、退職日が当日になることは別
相談や会社への連絡を当日始められても、その日に雇用契約が終了するとは限りません。希望する退職日、最終出勤日、出勤しない期間の扱いは分けて確認しましょう。
有期契約か無期契約か、会社との合意、休暇の状況などによって検討すべき点は変わります。「全員が2週間で辞められる」「連絡後は無条件に欠勤してよい」と受け取らないようにしてください。
相談前に整理したいこと
- 雇用契約の期間と更新状況
- 希望退職日と、次の出勤予定
- 有給休暇の残日数
- 会社から既に届いている連絡や請求
- 引き継ぎ、貸与品、社宅などの確認事項
3:裁判や損害賠償の可能性を一律に否定しない
厚生労働省の裁判例解説では、退職の仕方や手続き等によって損害賠償責任が問題になる場合が示されています。退職代行を使うだけで必ず責任が生じるわけではありませんが、「損害の立証は不可能」「裁判にはならない」とも断定できません。
会社から具体的な損害賠償請求を受けている場合や、訴訟への対応が必要な場合は、弁護士への相談を検討してください。
出典:厚生労働省「辞職」。同ページは退職一般に関する裁判例の解説で、ガーディアン利用事例を示すものではありません。
4:退職後の相談と転職支援の内容を確認する
公式の流れのページには、手続き終了後も組合員期間中は離職票や未払い賃金、転職先などについて相談できると案内されています。ただし、求人紹介、応募書類の添削、内定の保証などがすべて含まれるとは限りません。転職支援も希望する場合は、具体的な内容を確認しましょう。
出典:公式「退職までの流れ」。
料金を他社と比較するときのポイント
ガーディアンの費用は前述の総額を基準に、次の項目まで含めて比較しましょう。料金だけで依頼先を決めると、必要な交渉や退職後の手続きが対象外だった、という行き違いが起こりかねません。
POINT:比較前にそろえたい条件
| 比較項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 総額 | 加入費・組合費・手数料・成功報酬などの有無 |
| 担当者 | 連絡や交渉を実際に行う組織・担当者 |
| 範囲と期間 | 有給休暇、金銭に関する交渉、退職書類への対応 |
| 取り消し | 着手前後のキャンセル・返金条件 |
| 争いへの対応 | 弁護士への依頼が必要になる場合と別途費用 |
他社の情報を読む場合は、退職代行SARABA、男の退職代行、退職代行Jobsの紹介も参考にしつつ、料金や運営・提携体制は各公式サイトの最新案内を照合してください。
退職代行ガーディアンに依頼する流れ
以下は公式案内をもとに整理した流れです。この記事の執筆者が実際に申し込み、退職した体験記ではありません。
- 相談する:公式サイトからLINEまたは電話で状況を伝える
- 加入条件を確認する:規約を読み、対応可能な範囲と費用を確認して手続き・支払いを進める
- 方針を確認する:退職の意思、希望日、有給休暇などの希望を整理する
- 組合が会社に連絡する:会社への申入れ後、進捗と次に必要なことを確認する
- 書類や返却物に対応する:退職届など本人が行う手続きと、貸与品の返却方法を確認する
- 終了後の相談事項を確認する:必要書類の到着などを確認し、組合員期間中の相談につなげる
支払いは銀行振込のほか、VISA・Master・JCB・AMEX・Dinersが案内されています。入金確認や会社の対応状況によって進行は変わるため、急ぐ場合は支払い前に希望する着手日時を伝えましょう。カードを選べば必ず即日で完了するわけではありません。
公務員や管理職等については規約上の対象に注意が必要です。業務委託など雇用関係が通常と異なる方も、申し込む前に自分の立場で利用できるか確認してください。
出典:公式「退職までの流れ」、公式規約。
参考資料:旧記事に掲載していた画面・画像を見る
以下は過去の掲載資料です。現在の料金、画面、申込手順、結果を示すものではありません。
画像は元の記事の掲載URLを引き継いでいます。LINE画像の一部はファイル名に2020年7月3日の日付を含み、いずれも2021年1月のアップロード先です。撮影者、実際の撮影日、利用体験との対応は確認できていません。画像内の案内より、本記事の確認済みの説明と申し込み時の公式案内をご確認ください。





退職代行ガーディアンの口コミ・評判をどう読む?
公式サイトの「組合員様の声」には、残業などの職場環境に悩んで依頼した例や、上司との関係から退職を言い出せず依頼した例が掲載されています。いずれも、運営者が掲載している体験談として読む必要があります。
出典:公式サイト「組合員様の声」。ここでは内容を要約しています。利用者への独自取材や、体験の事実関係の検証は行っていません。
口コミは不安や希望を整理する参考になりますが、自分と同じ結果になる保証にはなりません。高評価だけでなく、次の点も確認しましょう。
- 利用時期と、当時の料金・条件が分かるか
- 勤務形態や退職を希望した事情が自分に近いか
- 対応の速さだけでなく、説明や進捗報告の内容が書かれているか
- 投稿元や募集方法、広告・謝礼の有無が分かるか
元の記事に掲載していた体験談のうち、今回出典を確認できなかったものは、利用者の声としての紹介を見合わせています。確認できない口コミを根拠に、成功率や安全性を評価することは避けます。
おわりに:費用と対応範囲に納得してから依頼しよう
退職代行ガーディアンは、会社との連絡や、退職に伴う労働条件の交渉について相談したい方の選択肢です。HSPかどうかにかかわらず、自分が何に困っていて、どこまで任せたいかを整理して相談しましょう。
- 連絡や交渉を任せたい内容が、支援範囲に含まれているか
- 希望退職日と、出勤しない期間の扱いを確認できたか
- 費用、返金条件、個人情報の扱いに納得できたか
退職金や未払い賃金についても、「数年働いたから必ず受け取れる」と決めつけず、規程や勤務記録を確認して相談してください。具体的な法的判断や訴訟への対応が必要なら、弁護士へ相談することが大切です。
本記事は利用前の情報整理を目的としたもので、個別の事情について法的な結論を示すものではありません。
ほかの依頼先も比較したい場合は、以下の記事を参考にしてください。リンク先の掲載条件も、申し込み前に各公式サイトで確認しましょう。
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