HSPさんにとって保育士は向いていないのか?そんな風に考えることってありませんか?
実際、仕事していると疲れやすかったり、人間関係で悩んでしまう事ってありますよね。
しかし、HSP保育士さんが疲れてしまうのは職場環境だったり人間関係が原因の事がほとんどなのです。
今回の記事では、HSP保育士さんが仕事を楽に続けるためのポイント、そしてHSPさんが保育士に向いている理由について紹介します。
Contents
HSPに保育士は向いてない?
結論から言うと、HSPさんは保育士の仕事に向いています。
HSPさんの性格上、人の役に立とうとしたり幸せになるためにサポートしようとする気質を持っている方が多いです。
そのため、子供の気持ちや親の気持ちになって考えることができるため、HSPさんは保育士に向いていると言えます。
HSP保育士さんに限らず、HSPさんは相手の気持ちを敏感に察する能力が高いため、人一倍情報を得てしまいます。
これは生まれ持っての能力であり、自然と疲れやすい体質であると言えるでしょう。
そこに、環境の問題や人間関係の悩みが重なることでさらに疲れやすくなってしまうのです。
HSP保育士が疲れやすくなるポイント
- 園の子供の数に対して保育士の人手不足
- 保育士同士の人間関係
- とにかく激務で時間に追われる
環境的に激務になってしまう園で働いていると、人間関係のトラブルにもなりやすく、自然と気疲れをしてしまうのは当然のこと。
特に酷い園では休憩時間もろくに取れないまま働かされたり、サービス残業が40時間を超えているというのが『当然』としているケースもあります。
保育園では上からの良い評価を守ろうとしているケースがあります。
評価を守ろうとして、結果的に保育士の負担が増えてしまうことも。
HSPさんはできる限りルールを守ろうと努めます。しかし、頑張って心身共に疲弊してしまった場合、気疲れしてしまって潰れやすくなってしまうもの。
そのため、HSP保育士さんは「向いてない」「疲れやすい」といった悩みを抱えてしまうんですよね。
それでは、HSPさんが保育士を続けるために考えるべきポイントについて紹介します。
HSP保育士さんが保育園での仕事を続けるためのポイント
HSPさんがストレスを抱えることなく保育士を続けるためにはいくつかの労働条件が必要です。
もし現在、あなたが保育士として働いているのであれば以下の条件に当てはまっているかどうかを考えてみましょう。
①子供の数に対して十分な保育士がいる
保育士としてストレスを抱えやすいのは、子供の数に対して保育士の数が足りていない状況。
保育士一人に対して面倒を見ることができる子供の数は年齢ごとに決められていますが、会社によってはそれを明らかにオーバーしている場合もあります。
結果、保育士が対応できる数以上の子供を抱えることになり、オーバーワークになってしまうことも。
その環境によって、子供が泣いてしまったり辛そうにする子供を見て、自分自身も疲れてしまうHSP保育士さんも多いのではないでしょうか。
②保護者との人間関係トラブル窓口がある
子供を預かっていると、しっかり面倒を見ていてもケガしてしまう子供もいますよね。
ふとした時に転んでしまったり,すりむいてしまったり。そんな怪我をしてしまったら保護者に謝らなければなりません。
その度に保護者との人間関係のトラブルも付き物と言えるでしょう。
保護者との人間関係のトラブルを相談できる窓口が無ければHSPさんは過剰に責任を感じてしまって疲れてしまうのではないでしょうか。
③上司との良好な人間関係が築けている
HSP保育士さんは上司との人間関係においても疲れやすいモノ。
保育士さんの場合、同じ園でもそこまで他の保育士さんと関わることも少ないかもしれませんが、ある程度のコミュニケーションを取る必要があります。
しかし、女性の世界ではイジメだったり上下関係に厳しい人も多いもの。
上司となる保育士と良好な人間関係を築けていない場合には必要以上のストレスを抱えてしまう場合が在るので注意が必要です。
④心身ともに健康を維持する
保育士さんの場合、どうしても残業や持ち帰り仕事が多くなってしまいますよね。
事務作業は子供が帰ってからだし、衣装の作成やピアノの練習も必要です。
そのため、睡眠不足になったり疲れが溜まってしまったりするもの。次第に心身ともに疲弊してしまうことも。
ココロの消耗は身体の健康状態が悪い時に陥りがち。そのため、出来るだけしっかりと食事をとり、睡眠をとることが大切です。
HSP保育士の保育園選びの注意点
① 働きやすい環境の整った園を探す
まずは、働きやすい環境の整った園を探すようにしましょう。
会社によっては保育士を「使い捨て」の様に扱う会社は多くあります。入れ替わりの激しい仕事なので、会社の体制としてそうなってしまうこともある様子。
しかし、そのような会社に入ってしまうと、たくさん働いても給料も少なく、転職もできない...ということになる場合も。
そのため、まずは保育士さんが働きやすいような労働環境の園を探すようにしましょう。
② 子ども以外の人間関係をチェックする
常に子供と接する上で、大切なのは他の保育士さんや保護者との人間関係です。
これは園長先生の方針によって決まってしまうこともありますが、入園して働き始める前にしっかりと見ておきましょう。
事前に園の様子を見ることができるなら保育士さんともできるだけ喋るようにして見てください。
それだけで保育園の様子が分かるようになります。
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HSPは保育士そのものには向いてます
結論としては、HSPさんは保育士そのものには向いていると言えるでしょう
子供や保護者を思う気持ちは大切であり、そんな人が保育士として働くことで幸せな園ができます。
しかし、そのためにはある程度環境を考慮することが大切です。
保育士を「使い捨て」の様に扱う保育園会社も多数あり、激務や長時間労働を当たり前としている保育園もあります。
子供や保護者を幸せにするためには、まずは自分が働きやすい労働環境に置くことが大切です。
もしあなたの職場の労働環境が酷いなら、まずは一度、転職を考えてみてはいかがでしょうか。