HSPの場合、恋愛について悩むことが多くないですか?
疲れる・しんどいという声が多かったり、相性の良い人について考えてしまったり。
また、HSPの場合、精神的にネガティブに考える傾向にあるため、依存傾向になってしまうことも。
そんな人の為に、HSPで上手に恋愛を進めることを考えておきましょう。
HSPの恋愛傾向
では、最初にHSPの恋愛傾向について見ていきましょう。
恋愛を成就させることに対して慎重になりがち
僕もそうなんですが、HSPは恋愛を成就させることに対して慎重になることが多いです。
仕事もそうですが、何事も上手く成功させたいからこそ、慎重になってしまいがち。
なので、HSPほど「奥手」と言われることも。
奥手ゆえに行動が遅くなったり、誰かほかの人に先に行動されてしまったりすることも。
身長なのは悪いことではありませんが、タイミングを逃してしまいガチなのには気を付けましょう。
恋愛に対してネガティブなことばかり考え悩むことが多い
HSPの場合、精神的に病んでいる人が多いですよね。
自責の気持ちが強く、何事もネガティブに考えたり、「もっとこうしなきゃダメだ...」なんて考えてしまったり。
本来は恋愛は楽しむものであり、ネガティブに考えるものでは無いんですよ。
ネガティブに考えてしまうのであれば、もしかしたらその恋愛は上手くいかない可能性もあります。
楽にできる恋愛を選ぶべきかもしれません。
やさしくしてくれる異性が表れると恋に落ちやすい場合も
HSPの場合、辛い時や大変な時に優しくしてもらうと恋に落ちる傾向にあります。
一人残業している時に異性に優しくされてドキッとしたことは無いですか?
これは実は心理学的にも証明されているもので、「好意の自尊理論」というものが働きます。
これは心理学者のウォルスターさんが発表されたものであり、自信をなくしているときや不安なとき、それをサポートするかのようにデートに誘われたりすると、自己評価が低い分、相対的に相手の評価が高く見える傾向にあるとのこと。
なので、ネガティブになっていたり、落ち込んでいるときほど、実は恋愛感情を抱きやすいのです。
依存関係になりやすい
次に、依存関係になりやすいです。
自尊心が低い傾向にあるのがHSP。それゆえにネガティブな感情を抱きやすく、相手に求めてしまうことも多いもの。
そのため、相手が離れていってしまうことに不安感を抱き、依存していしまうんですね。
依存関係を解消するためには自分自身を客観的に見ることが大切なのですが、依存していると気づかない限り、これがなかなか難しいもの。
依存は相手にもあまり良い印象を与えません。なので、出来るだけ自分自身で依存していることを「気づく」ように心がけましょう。
HSPが良い恋愛をするためには
さて、では、HSPが良い恋愛をするためにはどうすれば良いのでしょうか。
ずっと一緒にいるために対策を立てよう
依存しやすい傾向にあるHSPの人は「ずっと一緒にいたい」という気持ちが先行しがち。
気持ちだけが先行してしまうと、行動が伴わないことになってしまいます。
なので、ずっと一緒にいるためにはどうすればよいか?という「方法」を考えるとうまくいきやすいですよ。
お互いの恋愛スタイルについて知る
恋愛のスタイルは千差万別。○○が好き・○○が嫌いというのは人によって異なりますよね。
もし交際したのであれば、相手の恋愛スタイルについて確認しておきましょう。
恋愛に対するプラス面とマイナス面を知ることで、今後の関係がより良いものになります。
また、あなた自身の恋愛に対してポジティブな面でどう考えているか、ネガティブな面でどう考えているかを考えるかも考えておくべきでしょう。
ノートに自分の考えを書くことで、頭の中が整理されていきますよ。
自分自身のセルフコントロール
「感情」や「気持ち」が先行しがちなのがHSPの特徴でもあります。
なので、感情に流されて早まった好意に及んでしまう場合もあり、なかなか恋愛がうまくいかないことも。
そのため、自分自身のセルフコントロールが必要です。
多くの場合、これは「帰宅後の反省会」になってしまいがちですが、そうでは無く、「今回はこうだったから次はこうしよう」と、対策を立てることが大切です。
方法の方に目を向けてあげると良いですね。
相手に対する自分の考えを書き出す
恋愛に夢中になっていると、HSPの人ほど恋愛依存になる傾向も。
恋愛依存になると、想像以上に相手を想像の中で美化してしまうこともあります。
なので、頻繁に相手に対する自分自身がどう接しているか、どう考えているかをを書き出すことで客観視することができますよ。
定期的に客観視してあげることが重要かもしれません。
やりたいこと・苦手なことの共有
HSPで恋愛が成就した場合、最初の方にかなりラブラブになりがち。気持ちが伝わった時は嬉しいですよね。
でもこれは実は長く続きませんし、実際は破局するきっかけにも繋がります。
なので、冷静に、最初に必要なのが「共有」です。
恋愛が始まったばかりの頃はお互いに相手を受け入れる体制になっているハズ。
その状態で、センシティブなことや嫌な事、そしてやりたい事などを共有してあげる事が大切です。
逆に、安心感を共有するカップルは破局しやすいものです。安心感を感じるような趣味の共有よりも2人で刺激を受けやすいことの共有や怖いことを乗り越える体験が大切。
嫌いなものが一致している、怖いものが一致している人の方がカップルとしては上手くいくようです。
怖いものや嫌なモノに対しての判断が合うというのは、「気が合う」という気持ちになるもの。
危ないこと、不安、緊張感を共有する事が大切です。
また、後から嫌なことや意外な面に気づくと実は冷めやすくもなります。
リスクはなるべく早めに対処しておきましょう。
やってほしいことよりもしてあげられることを考える
基本的には人は自分が何かしてあげた時の方が幸福度が高いもの。
電車で足腰が悪い人に席を譲ってあげると自分自身の幸福度も増しますよね。
その一方で、HSPで恋愛依存だったりすると相手に何かを求めがちですが、実は相手がしてくれたコトの喜びの期間は短いのです。
やってもらった幸福度はすぐ元に戻るうえ、また新たに要求が出てしまう。
逆に、やってもらったことに対して幸せになれなかったら、その責任を相手に押し付けてしまう場合も。
2人で幸福になりたいのなら、「何ができるか?」を考えて行動してあげましょう。
初期にいちゃつくのではなく気まずい話をする
いちゃいちゃの感情は3年ほどで終わる。
気まづい話や最悪の場合の話を話しておこう。
相手の事をちゃんと受け入れられる時に、決まづい話や性癖の話を共有しておくこと。
そこから依存関係になって終わってしまうことも。
短期間の間に気まずいことをしっかりと話すことによって、長期的な恋愛に発展する。
隠していることは後から気づくとダサく見られる。
恋愛マンガ等の読みすぎは注意
かなり多いのですが、HSPの人ほど、マンガにハマりやすかったりします。
これは僕の実体験なのですが、この共通点はほんとに多い。
それゆえに、マンガのような恋愛の展開を求めてしまうロマンチストな性格もHSPには含まれています。
夢や理想ばかり追いかけがちなんですよね。
できるだけ、現実的な方法を選択するように心がけましょう。
夢や理想では無く方法を語るべき
ロマンチストな一面を持つHSP。
こうなれば良いな、ああなればいいな...と、想像を膨らませがちですが、それを実現するためにどうすれば良いかまでを考えるように心がけてみましょう。
具体的にどうすれば結婚にまで発展するのか、どうすればずっと一緒にいられるのか。
言葉だけでなく人間関係などの過程を踏まえて、具体的に話し合ってみましょう。
趣味の共有よりも刺激を共有する事
安心感を共有するカップルは破局しやすい
安心感を感じるような趣味の共有よりも
2人で刺激や怖いことを乗り越える体験が大切。
嫌いなものが一致している、怖いものが一致している人の方が上手くいく。
判断がイチイチ合う=気が合う。
危ないこと、不安、緊張感を共有する事
まとめ
以上、HSPの恋愛についてまとめてみました。
主にネガティブや神経質なことが影響して、HSPは恋愛がうまくいかない傾向にあるようです。
しかし、女性は基本的に神経質・ネガティブの方がモテるとされているため、そこまで気にする必要は無いかもしれません。
男性の場合は、出来るだけHSPの自分と向き合って、対策していくと良いでしょう。