HSPの人が感じることの一つに、【よく寝る】というものがあります。
どうやらHSPの人は比較的通常の人と比べてよく眠る傾向がある様子。
僕自身もHSPですが、普段ココロが弱っている時は十分な睡眠が必須であるように感じます。
今回の記事ではHSPさんが質の良い睡眠をとるためには、そして、普段どれだけ寝ているのかのアンケートを取ってみましたのでその結果を紹介します。
Contents
HSPはよく寝る・寝るのが好き
冒頭でも紹介した通り、HSPの人は比較的よく眠る傾向にあるようです。
これは、一般的な人よりも五感が優れていることから疲れやすいことが原因ではないかとされています。
HSPさん100人にアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。
だいたいの人が7~8時間の睡眠は必須であるとの回答でした。
基本的に、HSPではない通常の人でも1日8時間程度の睡眠が必要とされています。
睡眠時間をたくさん取る事は日常生活での健康維持や仕事効率を上げるために必要なこと。
普段、人との関りや仕事で弱ってしまったココロを回復するために睡眠は大事ですよね。
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HSPは寝るとき何してる?
では、具体的にHSPさんは寝るときにどんなことをしているのでしょうか?
100人にアンケートを取り、寝るときにやる行動について聞いてみました。
①シャワーだけにせず、お風呂に入る
良眠となるよう、お風呂は溜めて入る(シャワーだけにはしない)、乳製品を摂ってリラックスする、足先を温めるようにする、できるだけ嫌なことを追い出すように努めています。
できれば湯船に浸かる。シャワーだったとしても、身体が温まるようにしている。また、風呂上がりにいい香りのボディミルクとオイルで保湿しているが、軽くマッサージするようにしている。
②スマホをいじりながら寝る
スマホをいじりながら眠くなるまで待つか、早く寝たい時はアイマスクをしたりして光など他の刺激が入らないようにする
③ストレッチをする
ベッドの上でストレッチとマッサージをして眠かったらそのまま寝ます。そこまで眠くなければ動画を見たり、次の日のスケジュールなどを確認したりします。
寝る前に軽くストレッチをして体をほぐしてから布団に入ります。よく眠るために部屋の明かりを真っ暗にして寝ます。
温かい飲み物を飲んで体を温めてから、ゆっくりストレッチをし心身がほぐれてきたところで深呼吸を何度かしてから布団に入ります。
軽いストレッチをするのと、暖かくなるタイプのアイマスクや旅行先で買った香水を枕に少しかけて、リラックスできる空間を作っています。
④リラックスするように心がけている
寝付きが良くなるようにオレンジやベルガモットのアロマオイルを使ったり、体を温めて血のめぐりを良くしてからねる。
蛍光灯等の明るい電気は使わず、柔らかい明かりの間接照明だけにします。カフェインは避けハーブティーを飲んでリラックスするように心がけています。
水分を摂ったり、体を温めるなど、「喉が乾いた」や「寒い」など、体が感じているマイナスの部分はしっかり対応してから寝たほうが後から気にならないです。
⑤運動する
意識して行っていることは、運動です。可能ならばランニングなどの、少しきつめの運動をして、身体を疲れさせるようにしています。寝る1時間前くらいから、映像など目に刺激が入るものをやめ、目を閉じて、好きな音楽を聴くようにしています。
⑥考え事をやめる
考えすぎると眠れなくなってしまうので、1日の反省はほどほどにして、なるべく心を落ち着けるようにしています。
⑦クスリを飲む
寝る前に精神科から処方された抗不安薬と睡眠薬を服用して眠ります。あまり明日のことは考えずに好きな本を読みながら寝るようにします。
睡眠薬を飲みます。また、あまり心配事を考えないようにしています。本当は、いけないのでしょうが、YouTubeをみたりして「あー楽しかった。」と思って眠るようにしています。
HSPがよく寝るためにやるべきコト!熟睡するために
ここでは、HSPさんがよく寝ることができ、熟睡するためにやるべきことについて紹介します。
①換気をする
寝る10分前に換気をやるだけで、翌日の集中力が爆上げするとされています。
二酸化炭素を減らすことが大切。
デンマーク大学の研究によれば、寝室の二酸化炭素量を変えて寝る測定した結果、翌日換気をした方がスッキリ起きることができたとされています。
更に睡眠の質が上がったとデータ上で向上したとされています。
日中の眠気・仕事中の眠気、思考力の向上なども確認されている。
換気をするだけで睡眠の質を上げることができるとされています。
②スマホやパソコンを見ない
寝る前30分~1時間の間、スマホやパソコンから目を離しておきましょう。
スマホやパソコンからはブルーライトと呼ばれる光が発出されています。
そのブルーライトは睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を抑制する働きがあります。
寝る前にスマホやパソコンを見ることで、脳は【昼間】であると認識するんですね。
それによって体内時計がズレてしまい、結果的に良い睡眠を得られなくなってしまいます。

③お酒やたばこを控える
お酒やたばこを練る前に楽しむことを控えましょう。
基本的にタバコの主成分の一つにニコチンがあり、これがアドレナリンの分泌に関与しています。アドレナリンの影響によって、交感神経が優位になり、覚醒作用が働き、眠りにくくなってしまうんですね。
お酒は寝つきがよくなるモノの、長期的には寝つきを悪くします。全体的な睡眠の質は悪くなります。眠りが浅い状態となり、中途覚醒・早朝覚醒の原因になることも。
しっかりと良い睡眠をとりたい場合はどちらも控えておきましょう。
HSPがよく寝るために!睡眠不足を改善する方法
それでは、実際にあまり眠れないHSPさんがよく寝るために、睡眠の質を上げるためのオススメの方法を紹介します。
①太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることで体内からセロトニンという物質が発出されます。
セロトニンは睡眠ホルモンと呼ばれるものであり、メラトニンの原料。
睡眠の質を深くしたいのであれば、メラトニンが効率的に発出されるように日中は日の光を浴びておくことをオススメします。
昼間の昼食時に外に出たり、明るいうちはカーテンを開けておくようにしましょう。
②同じ時間に起きる
毎回、同じ時間に寝て同じ時間に起きることを習慣化すると、生活リズムが作られます。
生活リズムを整えることで睡眠の質も改善されます。
睡眠の質が悪かったり、寝る時の悩みを抱えている方のほとんどは、この生活リズムがバラバラであることが原因です。
まずは、寝る時間・起きる時間を整えてみましょう。
③ぬるま湯のお風呂に浸かる
人によっては熱すぎるくらいのお風呂が好きな方もいますが、基本的にはぬるま湯くらいのお風呂をオススメします。
ぬるま湯のお風呂に浸かることでリラックス効果が得られます。
これによって高ぶった神経を抑えることができ、落ち着いて睡眠に入る事ができます。
睡眠の質を上げたいのであれば、ぬるま湯に浸かるようにしましょう。
④ウィテッドブランケットをかぶる
寝る時にブランケット等の上にかぶせるものによって睡眠の質が上がる効果があるとされています。
特に、HSPの人など、メンタルが弱い人、なかなか眠れない人には効果的。
ウィテッドブランケットという思いブランケットが良い。体重が40~70kgの人は思いブランケットをかぶることで、睡眠の質が上がるとされています。
ショートスリーパーとは?
しかし、ただ単にダラダラと寝るのは時間を無駄にしている様にも感じませんか?
僕も以前、会社で働いている時、休日は惰眠をむさぼってしまったりと、家にいる時は寝る時間が多かったのを覚えています。
ただ、せっかくの休日が無駄になってしまったと感じたり、休日の貴重な時間をただ睡眠で垂れ流してしまっているというように感じたこともあります。
- これを何とか短くして、自分の自由な時間を増やすことができないか?
- 少しでも自分にとって自由に活動できる時間を増やしたい。
- 自由な時間で趣味や副業ブログ等の時間に費やしたい。
そう思い至ったことから、ショートスリーパーについて調べました。
ショートスリーパーとは、短い時間でも質の高い睡眠を取る事が出来る特異体質の人のこと。
普通の人は1日8時間程度の睡眠が必要なのに対し、ショートスリーパーの人は6時間以下の睡眠の方が調子が良いという場合もある様子。
つまりは、睡眠時間が短い方がパフォーマンスが向上するとのこと。
羨ましいですね。
ショートスリーパーの人の特徴
ショートスリーパーの特徴としては...
- メンタルが強めで楽観的
- アクティブ
- 痛みに強い
- 時差ボケにならない
よく言われているのが、ショートスリーパーになると寿命が短くなると言われていますが、現段階ではそのような事実はありません。
寿命が短くなることも、身体的に異常が起こるというわけでも無く、特異体質とされています。
ショートスリーパーになるためには?
では、普通の人がショートスリーパーになることはできるのか?というのが今回のポイントですが、結論から言うとなれません。
ショートスリーパーは10万人に4人程度、存在しているとされていますが、特異体質であるためその体質を持つ人は少ないんですよね。
これらは遺伝によって決まるモノであり、普通の人がショートスリーパーになろうとするのは遺伝子的に不可能とされています。
なので、たまにショートスリーパー気取りをする人がいたり、ショートスリーパーになる方法などの記事を見かけますが、ほぼすべてがウソであるとされています。
【あなたもショートスリーパーになれます】というのはウソ。
つまり、先ほどの寿命が短くなるなどの話ですが、ショートスリーパーでもない人が、無理してショートスリーパーになろうとした場合、身体的に負荷をかけることになりますから、当然奈良がストレスなどが大きくなり、寿命が短くなりやすい...というのはあり得そうな話ですよね。
睡眠の質を高めることが大事
基本的に人は、なろうと思ってショートスリーパーになることはできないということになります。
では、どうしても寝てしまう人が日常の活動時間を増やすためにはどうすれば良いのか?
その答えとしては、睡眠の質を上げる事が大切とされています。
睡眠中にどれだけ深く・効率的に眠ることができるかによって、多少なりとも短い時間の睡眠でもスッキリとおきることができます。
つまりは睡眠時の環境をどれだけ気を使うことができるか?によって、睡眠時間を短くすることができるようですね。
HSPが良く寝る悩みについてまとめ
自分はHSPでよく眠ってしまう...という場合、基本的にはその活動は正しいものです。
基本的に人は8時間程度の睡眠を取る事によって、正常なパフォーマンスを取る事ができます。
そのため、無理に睡眠時間を減らそうとかする必要はありません。
作業が多いからと言って睡眠時間を減らすことは、むしろ逆効果。
それよりも、睡眠の質を高めるために行動しましょう。
睡眠の質を高めることによって、寝起きをスッキリ起きることが出来たり、メンタルが強くなったり、仕事・日常での思考力の向上が確認されています。
試してみてね。