仕事が早い人からしたら、マルチワークができなかったり容量を得ない仕事の仕方をしている人がいたら、そんな「とろい人」は病気なんじゃないか?
と思うくらい理解できない行動をしていると思う。しかし、僕としてはとろい人とはいえ、適材適所なのではないかと感じたりする。
とろい人でも得意分野があり、苦手分野がありますよね。なので、同じ仕事の物差しで測ってしまうとその人間本来の良いところに目をつぶってしまっているのではないかとも感じます。
僕の中では、とろい人、仕事が遅くともしっかりとこなす人にとって最も向いているだろう仕事はブログであり、ブロガーだと思います。その理由を説明していきましょう。
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とろい人に向いてる仕事「おせぇ」と罵倒された経験から
まず、誤解の無いように言っておくと、僕自身、かなり仕事がとろい人だと思っています。
今ではある程度仕事にも慣れ、スピードはでてきたものの、新卒で会社に入社したときはもっと遅かった。
自分が興味のあること以外、何をするにしてもトロトロしているし後回しにしがち。毎日遅刻ギリギリだし、たくさんの仕事が振ってくるとパニックになる。仕事の優先順位を付けるのが苦手で要領が悪い。結果的に、以前の職業では何度も「おせぇ!」と、椅子を蹴られたこともありました。
元々HSP気質なところもあり、そもそも環境に慣れるのに時間がかかり、相手の顔色ばかり窺ってしまったり。
そして、マルチワークが苦手で一つのことを深く考えたいから、たくさんの仕事を要領よくやるってのは自分にとって難易度が高かった。
まずは人間関係と仕事に慣れることをしなきゃいけなくて、この性格は職場でもなかなか苦労しました。笑
ただ、自分が興味あること知りたいこと関しては、とても早く頭が回る感覚がありました。
で、そんなサラリーマンだった時に始めたのがブログです。
後述しますが、ブログはそんな僕でも続けられ・稼ぐことのできた唯一の仕事だと思います。
とろい人の特徴
まずは、僕の考えるとろい人の特徴について定義づけしていきましょう。
自分の経験から考えてみます。
特徴1:動作・所作が他の人より比較的遅い
基本的に何をするにしても行動や動作が遅いです。本人にとっては普通なのですが「仕事が早い人」からしたらドン亀に見えるくらい遅いでしょう。
動きが遅いというのもあるかもしれませんが、要領を掴むのが苦手であるため、考えるのが長かったり不要な行動をしてしまう場合もあります。
落ち着いている人...というと良いように聞こえますが、やはり行動が遅いというのは仕事においてマイナスですよね。
特徴2:時間にルーズ
とろい人の中には時間にルーズな人もいます。
これは組織で働く人にとってはかなり致命的。約束の時間ギリギリに行動したり、約束の時間に家を出たり。
悪い言い方をすれば、計画性が無いであり、言い方を変えればマイペースで「なんとかなる」という楽観的思考を持ちます。
特徴3:優先順位を付けるのが苦手
僕がこれはかなり苦手だったのですが、優先順位を付けるのはとても苦手でした。
複数の問題や仕事が発生すると、どれからやるべきかが分からなくなってしまいます。
これは、おっとりとした性格からくるものではなく、状況判断ができないことが原因です。
つまり、普段様々な行動が早い人でも、何か決められた順番にしか行動できないために「とろい人」とされてしまうことですね。
特徴4:マルチワークが苦手
前述しましたが、優先順位を付けられないことから、複数の仕事を同時に受け持つことを苦手な人は、とろい人とされがち。
一般的に言われているのは、マルチワークが得意なのが女性・一転集中型なのが男性と言われています。しかし、組織で働く場合マルチワークは必須。
同時に仕事をこなそうと考えるとパニックになってしまう人もいるのではないでしょうか。
特徴5:一点突破型・丁寧
ただ、とろい人すべてが仕事にやる気がないわけではないんですよね。
思っている以上に深く考えることが多いため、比較的仕事が丁寧だったり一つのジャンルにおいてスキルが高かったりします。
どちらかと言えば職人気質なところがあるのかもしれません。
とろい人に向いてる仕事!マイペースで仕事したいならブログを書くべき
さて、前項でとろい人の特徴を上げてみました。一覧を見返してみていかがでしたでしょうか?
もし、あなたが「とろい人」であるならば、ブログをはじめてみることを強くお勧めします。その理由について紹介しましょう。
理由1:自分のペースで続けられる
とろい人と言われるのは基本他の人からですよね?組織では他の人(全体)の仕事の速さスピードに合わせなくてはならない。歩幅を合わせないとなかなか戦力として見られません。
しかし、これは「とろい人」にとってかなりのストレスとなりがち。
けど、とろい人に限らず誰しも一度は「自分のペースで仕事がしたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
そんな人にブログはおススメです。
ブログでは期限はありません。更新の頻度についても制限はなく、自分だけが作業者であり、自分のペースで更新すればOKです。
あくまでもブログです。
誰かの指示に従う必要はありません。急かされる必要もありません。
理由2:人とのやり取りが無い
僕はかなりこう思っていたのですが、他の人とのスピードに合わせられないことから、対人関係にストレスを感じていました。
ブログでは対人関係のストレスはありません。ブログを運営する上での人との関りは、ブログ仲間での交流、ネットを介した作業の外注、あとは細かな問い合わせなどでしょうか。
もちろん、有名ブログになればなるほどお仕事の依頼は増えてきますが、基本的にはブログは自分のメディアであるため、そのお仕事に応じるかどうかはあなた次第。
人とのやり取りでストレスを感じることはほぼないでしょう。
僕自身は自分の考えで仕事を進めることができることから、人とのやり取りは逆にワクワクすることの方が多かったです。
理由3:時間にルーズでも問題ない
ブロガーのお仕事のメインはブログの運営です。
仕事を始める、記事を書き始めるのがお昼になったとしても、誰に文句を言われることもありません。
今日どれくらい記事を書こうか、自分自身の気持ちで判断できます。
組織の仕事になると、そうはいきませんよね。
僕がブロガーになってからは目覚ましをかけることがほとんどなくなりました。
(一時、お昼に起きるようになってしまったこともあったので、それだけは改善しました汗)
理由4:ブログが育てば働かなくても収入が得られる
自分のペースで仕事をしたい。その場合、日によっては休みたかったり、時には朝から頑張りたかったりしますよね。
時間単価での仕事はそういった働き方をすると、給料も不安定になりがち。
その一方でブログは、何記事もブログを書き、安定的なアクセスを集められるようになると、働かなくてもアクセスを集められるようになります。
基本的にブログは積み上げ型のビジネス。ブログにかけた時間は等価交換ではありません。
そのため、当然ブログを始めたばかりのころは缶ジュースも買えないような収入しか得られませんが、ブログが育ってくると週に1回くらいしか仕事をしない日も出てきます。
理由5:時間をかけても丁寧にが基本
ブログの場合、「これをやればOK」というのはありません。
そのため、作業の効率化・ルーティン化などをすると、ロボットのように判断され、マイナスの評価を受けることも。
ブログではどれだけ丁寧に、ユーザー目線で記事が書けるかが大切な視点となります。
時間がかかっても構いません。時間をかけたことによって究極のユーザーファーストとなる記事ができれば、それは高く評価されやすいと言えます。
ただ、記事の評価はGoogleの基準であるため、最もよくGoogleを理解することが、ユーザを理解したこととなるため、注意が必要です。
(自分勝手に思うユーザファーストはNGということ)
理由6:争いはあるがスピードは不要
ブログでアクセスを集めるためには、人に読まれる記事を書くこと。
人に読まれるための手段の一つとして、SEOがあります。
SEOとは簡単に言うと、Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化であり、自分の記事が検索によって人に目につきやすくなるようにすること。
例えば「ブログ」と検索して1番上に表示されるものが最も読まれやすく、2番目に表示されるのものは1位のモノと比べて読まれる回数は半分程度になります。
上位にあればあるほど、人に読まれやすくなるということ。
ここに、多少なりとも他のブログとの争いが起こります。
これは、前述したようにどのようにしてユーザ目線を実現できるかによって順位は変わってくるでしょう。
ただ、早く書かなければならないということはありません。
アクセスを集めるテクニックとしてスピードを求める場合もありますが、ゆっくり書きたい人はゆっくり書いてアクセスを集める戦略を選べばよいだけのこと。
とろい人に向いてる仕事はブロガー以外にあるだろうか?
さて、これだけ書けばとろい人に向いている仕事はブロガーということは理解してもらえただろうか。
もちろんこれは僕なりの見解であって、他の人にとってはこれもオススメ!というのもあるだろう。
ただ、僕自身が仕事ができないとろい奴だった過去があり、そんな僕が熱中し、仕事として稼ぐことができたのがブログでした。
それらを考えてて改めて思うと、とろい人にとって最高の仕事はブロガーだと思う。
いきなりブロガーになるのが難しいと思うなら、まずは副業で始めて見るのがオススメ。
費用は月に1000円から始めることができるのに、収入は月に数百万になる人も多くいる。
このブログでは何度も言っているが、ブログで稼ぐことはこの時代の市場バグでしかない。
もし、今の仕事に何らかの不満や悩みがあるのであれば、間違いなくブログを始めてみることをオススメしたい。