HSPで人付き合いが苦手...というあなた。
仕事でもプライベートでも、合わない人っていますよね。しかし、心に手を当てて考えてみてください。
あなたは全ての人との人付き合いが苦手なのでしょうか?
苦手な人もいれば、合う人だっていますよね。
人付き合いが苦手な人はすべての人に合わせようとしてしまっている傾向にあります。
今回の記事では、人付き合いが苦手なHSPさんのために、どのように付き合っていけばよいのかについてご紹介します。
Contents
HSPで人付き合いが苦手と感じる理由
HSPは人付き合いが苦手なモノです。その理由は人間関係の【疲れ】から。
特に相手が何かをしたワケでもなく、その人が嫌いというワケでは無いんです。
同じ空間にいること、同じ環境や視界に入るところにいるだけで、必要以上に「意識」してしまうんです。
生きていれば、どうしても人と一緒にいることがありますよね。
特に、なんとなく「苦手」と感じてしまうと、特に繊細なアンテナがそちらに向いてしまうことも。
常に見られている様な感覚、どこかその人のオーラのようなものに触れてしまっている感覚があります。
通常、誰かがパーソナルスペースに入ってくると少し意識しますよね。
繊細さんはそのパーソナルスペースが必要以上に広いような感覚です。
それによって、常に緊張している状態が続くんです。
ある程度、慣れ親しんだ人の場合は有る程度緊張しなくもなります。
しかし、一定期間会うことが無かったり、顔を合わせる機会が無かったりすると
また緊張状態に戻ることも。
同窓会とかはとくにきついと感じることもありました。
HSPは人付き合い苦手を克服する必要があるのか?
HSPで人付き合いが苦手と悩んでいるあなた。正直、社会で生きづらさを感じますよね。
しかし、本当にその人付き合いは必要なのでしょうか。
そもそも、HSPに限らず、人付き合いが得意な人もいれば苦手な人もいます。
社会で生きていく人がすべて人付き合いが得意なわけはないんです。
自分のストレスと、人付き合いはうまくやることが大切です。
必ずしも苦手な人にかかわる必要だってありません。
苦手であり、あなたに精神的・身体的影響を大きく与えるものであれば、その人との関りを拒否してしまえばよいのです。
いや、仕事上どうしてもその人と関わる必要があって...
という場合には、やはり自分のストレスよりも他人との仕事を優先しているということになりますよね。
それならストレスを抱えてしまうのは当然のことです。
そこで、仕事だから仕方ないと諦めてしまうのか、できるだけ関わらないように努力しようとするのかによって、あなたの中のストレスはおおきく変わってくるでしょう。
HSPで人付き合いに悩んでいる人は多くの場合、環境に流されてしまうことが多いのです。
全ての人とうまく付き合おうとする必要はありません。
自分自身で付き合う人を選ぶことをすれば、人付き合いもずっと楽になりますよ
HSPで無理のない人付き合いをするコツ
人付き合いが苦手と感じている場合、まずは苦手を克服することを考えてみましょう。
もしその苦手を克服できない...という状況であれば、苦手であることを受け入れたうえで対処していくことを考えてみましょう。
ここからはHSPで人づきあいが苦手な人がどのように人と付き合っていけばよいかをお伝えします。
①最低限の人付き合いにする
人付き合いが苦手なのであれば、人との付き合いは最低限に抑えておくべきです。
ただ、仕事をしながら人間社会で生きていく上では、人付き合いは最低限必要なもの。そのため、「自分の楽」か「仕事」かどちらかを優先するかを決断しましょう。
仕事を優先しながら人付き合いを最低限にすることは難しいと言えます。
その一方で、人付き合いのストレスを少しでも減らすことを考えるのであれば、まずは現在の職場環境の見直しが必要です。
仕事がたくさんの人と付き合うものであればまずは転職をして人付き合いが少ない仕事に就くようにしましょう。
仕事後の飲み会だって人付き合いです。仕事上の誘いとはいえ、このような誘いに参加して知らず知らずのうちにストレスを抱えている場合だってあります。
自分の楽を優先するのであれば、まずは人付き合いを少なくする決断をすることが大切です。
②自分を最優先に
HSPの人は自発的に協調性を優先する傾向にあり、人の判断や行動に合わせがち。
自分は二の次で、自分自身で決断をすることが少ないもの。
これは、自分がHSPだと気づく前から自然と他者を優先してしまっていることが多いんです。
しかし今、あなたが自分自身を見つめなおせば実は本心としては別にあるのではないでしょうか?
本当は○○したいけれど...言えない。
こんな自己矛盾を抱えながら行動していることから、自分の中でストレスがたまりやすくなります。
さらにいえば、相手に合わせることは相手にとって人付き合いをマイナスに感じさせる傾向にあります。
あいつ、何言ってもYESしか言わなくね?
自分の意見がない面白くない奴
そんな風に思われることだってあります。
本当に人付き合いを良くしたいのであれば、自分を最優先にして、自分の意見を伝えてみる努力が必要なんですよね。
人付き合いも大切ですが、まずは自分を最優先に考えてみましょう。
③自分の直観を大切にする
HSPの方は感性や直観力が優れています。
人を観察したり、会話したときに、その人が自分に合うかどうかも分かりやすいですよね。
その一方で、なんとなく波長のようなもので自分に合わないと思う人だって気づきやすいもの。
この直観はものすごく大切であり、実は直観に従って行動してみる方がストレスのない人付き合いができるものです。
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HSPは人付き合い苦手ゆえに人間関係をリセットしがち
HSPさんは人に会うたびに疲れてしまう。
結果、人付き合いも自然と疎遠になることも。
ツイッターやSNSでの付き合いも嫌になってしまい、ふとしたことでアカウントを削除したり作り直したりしていませんか?
これがHSPさんの人間関係リセット症候群と呼ばれるもの。
ただ、僕自身はこの人間関係のリセットは悪いことではないように思います。
必要なのは、人間関係をリセットした後に、自分がどのような人に合うのか、どのような人が苦手なのかを今一度認識することだと思います。
人と関わってこのような人は苦手だな...と感じたら、心のどこかにその特徴をメモしておくこと。
この体験と対策が必要なことだと思います。
HSPは人と会うと疲れるものと認識する
自分がHSPであると自覚した場合には、人と会う=疲れやすいということを自覚しておきましょう。
HSPの場合、どうしても人に言動に左右されて生活してしまう傾向にあります。
流されて生きると疲れてしまう、なので、人付き合いは最低限に抑えることが大切です。
しかしその上で、仕事しているとどうしても人付き合いは必要になります。
なので、そのイベントに参加するとどれくらい疲れるか?を予想し、その対策を行うようにしましょう。
自分がどのようにしたら疲れるか、そしてどうしたらその疲れが取れるのか。
しっかりと自分の中で対策を練り、行動することによってある程度疲れは緩和することができます。
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HSPで人付き合いが苦手な人は付き合い方を見直そう
人付き合いは難しいものです。
ただ、難しいと感じるのは誰にでも100%で対応しようとしてしまったり、自分を殺して無理に合わせようとしてしまうと、疲れ、疲弊してしまうのです。
人のために良くしよう、嫌われないようにしようとする感情は大切です。
しかし、相手を中心に考えて動いてしまうと、やはりストレスは溜まり、疲れてしまうものなのです。
まずは自分がどんな人となら「合う」と感じるのか、そしてどんな人なら「合わない」と感じるのか。
そして、合わない人とは物理的な距離を置くようにすること。
そこから考えてみても良いのではないでしょうか。