HSPの人の場合、職場になじめずに悩むことってありますよね。
職場に馴染めないのは環境のせい...ということで、一時は転職を考えたこともありましたが、どこの職場でも人間関係などで苦手な人というのは存在するし、同じことの繰り返しになるんですよね。
今回の記事では、そんな職場に馴染めないHSPさんのための対策(対処法)を紹介します。
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HSPが職場に馴染めない理由
では、具体的にHSPさんが職場に馴染めない理由について、分解していきましょう。
周りの人の気分に左右される
HSPの場合、周囲の人に気を使いがち。周囲の人がどのような心境なのかをいちはやくキャッチしてしまい、その気分に合わせてしまうもの。
他人の感情が見えた時に、自分の中にじわじわと押し寄せてきませんか?
職場で誰かが怒られていたりすると、自分まで辛い気分になってしまうんですよね。
怒られている時の言葉がところどころ、僕に向けられているのではないか?そんな気持ちになってしまうんです。
雰囲気や人間関係に飲まれる
僕ははじめてこの言葉を聞いて納得してしまったのですが、「同調圧力」というものを頻繁に感じます。
例えば、他の人が残業をしていると、自分だけ先に帰るのはどこか悪い気がしてしまったり、社内で静かな雰囲気の時に話すと迷惑をかけているように感じて小声になってしまったり。
行きたくないと思っている飲み会や休日の誘いになかなかNOと言えなかったり。
その場の雰囲気や「空気」を壊せずにしぶしぶ引き受けてしまうことがあるんですよね。
仕事でパフォーマンスを発揮できず自信を無くす
HSPは本来は「感性」の部分に優れた能力を持つ個性です。
しかしその一方で、内向性が高く、たくさんの人と関わる営業のような外向性の部分に関しては不得意。
サラリーマンのように会社に属すると、どうしてもそういった仕事が増えてしまうことからHSPさんにとって不得意な仕事ばかりになってしまうんですよね。
さらに、HSPさんは「できなかったこと」に対して自分に責任を押し付けてしまうもの。そのため、もっと自分が○○できるようにならなければ...という苦手なことに対する努力を続けてしまうため、負のスパイラルに陥ってしまうんですよね。
HSPが職場に馴染めない時にやるべきこと
では、HSPさんが職場に馴染めない時に、何をすべきなのか。
できる限りその仕事を続けたいと思っている時の対処法について紹介します。
自分でこうしたいというものを持つ
HSPさんはたいてい受け身の場合が多いです。指示をされたことに対してすべて対応してしまい、結局自分の負担ばかりが増えてしまうことも。
なので、すべての仕事を引き受けるのではなく、自分がどうしたいかという意思を持つことが大切です。
受け身を取らない
先述したように、HSPさんは基本受け身の人が多いもの。
これを逆転させるために、常日頃から、自分から何かを行う習慣をつけてみましょう。
例えば「あいさつ」もそう。苦手な人がいた時、朝の挨拶さえ疲れてしまうことってありませんか?その場合、自分から元気に「あいさつ」を行ってみましょう。
攻めに回るだけで、少し気分が良くなりますよ。
Noという努力
HSPは断る力を持っている人は少ないもの。なので、Noと言う努力を持つようにしましょう。
具体的には、「○○だからできない」という言い方をするのではなく、「○○はしません」という言い方をしましょう。
CANNOTの言い方でできない理由を伝えると、相手はどんどんできるようにする理由を並べてきます。最終的に空気に飲まれてしまうこともあるので、やりたくない時はDONOTの言い方で伝えておきましょう。
そこへ、さらに自分の「○○したくない」気持ちや状況をつたえてあげるとベストです。感情やあなたの考えを伝えてあげるだけで、意外とNOと言いやすくなりますよ。
無理に馴染もうとしない
最悪、職場に無理に馴染もうとする必要はありません。
仕事なんていっぱいあるんです。相手や環境に合わせようとすると自分のストレスばかり蓄積してしまうもの。HSPさんは就職というイベントから自分に合わない環境を自分で選んでしまい、なんとかその中で生きようとしますよね。
本来であれば、その職場や環境にとらわれる必要なんてないんです。馴染めなければ次。という形で転々とする仕事も良いのではないでしょうか?
(...と、自分を許してあげてもいいのでは?)
職場以外の環境を探す
職場の雰囲気に馴染めないのであれば、自分でストレスを緩和できる場所を探してみましょう。
例えば、TwitterやインスタグラムといったSNSなどでもOKです。
とにかく自分のことを分かってもらえたり、自分のことを話せる環境があるだけで、心がスッと楽になりますよ。
フリーランスという生き方を目指す
僕自身はサラリーマンから副業でブログを始め、フリーランスになった経験があります。
最初はフリーランスになってどうやって生きていくことができるのか?なんて思い、将来を絶望的に感じていたこともありましたが、実際、フリーランスの仕事は想像以上にストレスの少ない生き方でした。
そもそもHSPさんが無理やり組織に属して働くということ自体、向いていないものなのかもしれません。
現代の生き方は正に多様化しています。ブロガー、Youtuber、インフルエンサー。HSPにもたくさんの人がいますよね。
なので、もし会社員という生き方が苦しいのであれば、自分で仕事を選ぶ仕事をやってみてはいかがでしょうか。
そのために、まずは副業ブログから始めてみるのがおすすめですよ。
まとめ
以上、HSPさんが職場に馴染めない理由と対処法について紹介しました。
馴染めない理由はHSPさんによっても異なるかもしれませんが、やはり無理やり配属された場所の環境や人間関係が大きな要因になっているように感じます。
最初にお伝えした通り、HSPさんにとって職場の悩みから解放されるためには、本来のHSPさんの強みである「感性」を最大限に生かすこと。これが解決の糸口になるのではないかと考えます。
あなたの魅力を伸ばせる場所はきっとあります。
職場に馴染むことがすべてではないハズ。枠にとらわれず、場所にとらわれず生きてみませんか?