HSPの場合、これまでの経験で泣く・泣いてしまうということを気にしていたりしませんか?
人前で泣いてしまうことは、みすぼらしさや弱さを感じさせてしまうため、すぐに泣いてしまう自分を責めてしまう時もあります。
それによって自己肯定感を下げてしまうことも。
このすぐに泣いてしまうのは、人一倍感受性が豊かであったり、自分の中で吐き出せず滞留させてしまっている感情が溢れといった、HSPの人特有の性格が原因であることもあります。
そのため、「泣いてしまう自分」を否定するのではなく、その感情を自分自身で受け止めてあげることが大切です。
今回の記事では、HSPですぐに泣いてしまう人の為に心のコントロール方法を紹介します。
Contents
HSPで泣く・泣いてしまった体験談
では、具体的にHSPさんはどのような場面で泣いてしまうのか。実際の例を元に、紹介していきます。
※もし読んでいて、あまり気分がすぐれない場合は読み飛ばしてみてくださいね。
仕事で泣く・泣いてしまった体験談
まずは仕事で泣いてしまった体験談です。
いつもは怒らない上司が、自分の失敗したことが原因で不機嫌になって怒ってしまったとき。
自分は何てことをしてしまったのだろうという自分を責める気持ちと、
上司をここまで困らせてしまったということに対する罪悪感で生きた心地がせず
涙が止まりませんでした。
仕事中に自分の思いや行動を指摘され泣いてしまった。「ちゃんとやって!」「どうしてできないの?」など言われ自分なりにできていると思っていたがそれとは裏腹に他者からはできていないみたいで勝手にできてないと決められた悲しさとちゃんとやっているということを伝えれなく泣いてしまった。
仕事でよく泣いてしまうという人は、自分自身を責めてしまうことから泣いてしまうようですね。
僕自身も会社で働くようになってからは、出来る限りバレないように泣くことが多かったように思います。
自分自身の理想と現実の違いによる「悔しさ」や「不甲斐なさ」。これらを痛感し、涙となって流れてしまうのでしょう。
気を使われて泣く・泣いてしまった体験談
自分のことや身内のことを誉められたり、気遣われたりすると涙が出ます。幼馴染みとの何気ない会話の中で母親のことを「気遣いのできる優しい人だもんね」と言われて、分かってくれる人がいるんだ、有り難いなという感じでたら、泣いてました。他にも、頑張ってるね、などの言葉を自分にかけられても、同じような感覚で泣いてしまいます。
仕事でうまくいかずに毎日悩んでいた時期がありました。自分なりに一生懸命やっているつもりなのに結果がついてこず他の同僚の成果ばかりが気になって落ち込んでいました。
会社の契約更新面接があった時、直属の上司から「よく頑張ってるね」とまさかのお褒めの言葉を頂き、思わず泣いてしまいました。
普段、HSPさんは自分の中でもんもんとした感情をこもらせていることが多いハズ。
ただそれは気軽に吐き出すことができずにいることが多いのではないでしょうか。
それが上司や友人の何気ない優しい言葉をかけられて、涙腺が崩壊してしまうように思います。
人が怒られると泣く・泣いてしまった体験談
見ず知らずの子どもがお母さんらしき人に怒られてるの見て涙が出たことがあります。そんなに大きな声で、こんな人の行き交うようなところで、怒らなくてもいいじゃないか。子どもだって泣いてるじゃないかと、 いたたまれない気持ちになってしまいました。
HSPさんは人が怒られていると、自分事の様に感じてしまい、泣いてしまうことがあります。
僕自身は泣くまでは至りませんでしたが、人が怒られているとどうしても気になってしまうし、怒られている側の立場になってしまいます。
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自分の話をして泣く・泣いてしまった体験談
職場でミスをしてこれはなんでこうなったのと問い詰められた時に泣いてしまったことがあります。上司は追い詰めるためじゃなくて状況確認のために聞いてくれたと思うのですが、上司に問い詰められて怖くて泣いてしまいました。たぶん自分の気持ちや状況を話す時に泣いてしまうのかもしれません。
子供の所属している幼児教室の保護者会で今思っている事や子育ての悩みなどお話する時に必ず泣いてしまいます。
自分の気持ちをみんなの前で話すときは、辛い事はもちろん、嬉しいことでも涙が自然に出てきます。事前に私泣きますと宣言してからお話しています。笑
先ほど、自分の中に悶々とした思いがある...と話しました。
このような「思い」というのは、基本的に人には見せたくない・隠したいものです。
なんというか、HSPさんは悩みや不安を人に話すのが苦手なんですよね。
普段人に話さないことを聞いてもらうと、心で緊迫していた糸が切れ、涙になるんだと思います。
本音で泣く・泣いてしまった体験談
恋人に本心を伝えることができず、ずっとモヤモヤして我慢していた状態のとき
ふと恋人から「何か我慢していない?無理しないで、言いたいことがあったら我慢せずにちゃんと吐き出していいんだよ」と
言われて、親身になって寄り添ってくれたときに涙がでた。
本心を伝えようとすると余計涙が出てしまう。
面接で泣く・泣いてしまった体験談
初対面の人や、打ち解けない雰囲気の場が昔から苦手。学生時代、就職活動に悩んでいて、学校の就職相談窓口に相談に行った時、相談員が中年のぶっきらぼうな男性で、会って数秒で気圧されてしまい、面接で聞かれそうなことをひとつひとつ聞かれているうちに、どんどん気持ちをえぐられているような感じになり、「学生時代に頑張ったことは何か」と聞かれたところで、我慢できず泣き出してしまった。
僕の経験で印象深いのは、会社の最終面接時。新卒面接でなかなか採用されないことに不安を抱えながら、全力で面接に挑んだ時、取締役の人に見事に僕のダメな部分や不安に感じていることを言い当てられたことがありました。
自分の中で言葉にできない焦りだったりとか、いっぱいいっぱいになっている気持ちを汲んでくれたように思えてしまった途端、涙腺が決壊しました。
途中からは涙を止めることに必死で何をしゃべったかは覚えていません。
面接を終え、部屋を出た後に人事の人に案内された時、めちゃくちゃ心配されたことを覚えています。
(※そしてなぜか採用されました)
ドラマや映画を見て泣く・泣いてしまった体験談
わたしがHSPなのですが、一番如実に出るのがドラマや映画です。今まではグロいものも泣けるものも普通に見ていましたが、ある時から異常に感情輸入をしてしまうようになり、猟奇殺人者や迷子の猫などにも自分がもしこうだったら・・・と考えすぎてしまい涙が止まらず寝れなくなったりすることもあります
僕自身もHSPであり、かなり涙腺が緩い傾向にあります。
小さい頃に「ドラえもん」の映画を見るたびにすぐに感情移入して号泣していて親に心配されたことも。
僕自身としては泣くことは男として恥ずかしいと感じることもあり、出来るだけ泣くことを隠すようにしていました。
こういうのは、HSP特有の感受性が豊かであるところから出ているのだと考えています。
HSPが泣くのは自分を責めやすい傾向が理由?
HSPの傾向として、理想と違う自分を責めがちとされています。
「もっと○○にならなきゃ!」「○○な自分はダメな奴だ」そんな自己肯定感の低さゆえに、理想の自分になろうとして精一杯の努力をします。
弱さを見せたくもないし、メンタルが弱いとも思われたくないけれど、口下手でそれを表現するのが苦手であることから、心の中に感情をため込んでしまうもの。
それが人と話すという外部刺激によって涙となって排出されるんです。
自分自身でもこれは恥ずかしいと感じがちですが、人によっては感じ方は様々。
ただ単に「メンタルが弱い奴だ」と感じる人もいれば、「報われない結果に対して頑張っている」とポジティブに捉える人も。
個人的には、これまで人前で泣いてしまった時には後者の様に感じ取られたことが多いように感じました。
ただ、現代のたくましい日本人男性のイメージとして「泣く・涙を見せる」ことはマイナスに働くことから、泣いてしまう事自体を「良くない事」として捉えてしまうものなんですよね。
このようにして、HSPはよく泣いてしまう自分を責めてしまうようです。
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HSPでストレスで自然と泣いてしまう人へ
HSPさんの中にはストレスが溜まり、自然と涙が流れてしまう場合もあると思います。
ここでは、いくつかHSPさんが泣いてしまわないための解決法を紹介します。
給料をもらいながら仕事を休んでみる
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HSPで泣いてしまう人の心のコントロール方法
では、どのようにしてHSPの人が泣いてしまいそうな時、どのようにして対処すればよいのでしょうか。
心のコントロール方法について紹介します。
感情をため込まない・言葉にしてアウトプットする
HSPに限らず、仕事をしていると心の奥底でモヤっと感じる自分に対しての不安がありますよね。
それが生まれた時に処理してしまうというのが一番です。
それを言葉にせず、モヤモヤさせた状態で心の中にとどめておくと、時間が経つほどその不安は大きくなるもの。
気付いた時には苦しく溢れんばかりな状態に成ってしまうことも。
そのため、不安を感じたら言葉にして吐き出すようにしましょう。
人に聞いてもらうでもよし、紙にとにかく書き出すでもよし。
自分自身でもどのような事に不安を感じているのか、それを理解することで対策も立てられるし、不安をモヤモヤを最小限にとどめることが可能です。
瞑想する
瞑想は基本的には、現在抱えている悩みに対しては大きな効果はありません。
なので、瞑想することで悩みが消えたり、不安感が無くなったりするわけでは無いので注意です。
しかし、瞑想を習慣化することによって、外部からの影響に強くなるとされています。
つまり、外部刺激による自分自身のメンタルを揺さぶられにくくすることができるんですね。
普段、よく人からの優しい言葉によって泣いてしまう。少し怒られたことで凹んでしまうという人は、普段から1日10分程度でも瞑想をすることで、少しずつメンタルを積ようすることができるでしょう。
ちなみに、僕自身も普段から朝もしくは夜に10分間の瞑想を心がけています。
心が穏やかでない時に、全ての音を消したうえで、ひたすら呼吸のみに集中して瞑想しています。
個人的に効果が高いと感じているので、オススメですよ。
HSPで泣くのは考えすぎかも?
HSPの人で泣く・すぐ泣いてしまうのは、考え過ぎが原因の可能性があります。
僕自身、まだ学生の頃に気持ちを打ち明けた時に泣いてしまった経験があります。
仲の良いグループで、一つの目標を掲げ、活動をしていた頃がありました。
その活動の中でどうしても言いづらいこと、言ってしまうと関係にヒビを入れてしまう、、、そんな悩みを抱えていたんですね。
ただ、モヤモヤしたまま進めるのは少し辛いと感じ、実際に気持ちを打ち明けた時に自分自身でも驚くくらい涙が出てしまい、上手く話せなかったのを覚えています。
そのグループの関係を壊してはいけないと思いつつ、自分の中に生まれた不安や迷い。その悩みが熟成され、打ち明けた時に涙と共に溢れてしまったんじゃ仲と感じています。
つまり、一つの悩みについて時間をかけて考えすぎてしまうことで泣く・泣いてしまうことになるのではないでしょうか。
実際、僕も考えすぎて、気持ちを打ち明けるのが怖くて行動できない時がありました。
HSPさんで考えすぎて行動できないという方は、以下のリンクにてHSPさんが考えすぎて行動できない時の対処法について紹介しています。
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HSPで悩むなら、自分の生活をコントロールしよう
HSPで悩むのであれば、最終的には自分の生活や人生をコントロールするように行動してみましょう。
今回の「泣いてしまう」問題であれば、どのようにすれば感情を溜め込まないようにするかを考える事。
もしそれが仕事や職場の関係上、溜め込んでしまうことばかりなのであれば、人間関係や職場環境を変えてみることもおススメです。
「転職」も環境を変えるという意味では効果的ですが、個人的には副業でブログ等を行い、自分の感性を大切にして好きなことを発信したり好きな人と関わるようにして生きていくことの方がHSPは幸せな生活を送れると考えています。
いつまでもストレスが強い職場で働くのではなく、生活をコントロールするように変えていくことをオススメします。